坂口健太郎と杏がダブル主演する月9ドラマ『競争の番人』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第8話(8月29日放送)ゲストとして前田亜季、竹財輝之助が出演することが発表された。
【写真】『競争の番人』第8話 “小勝負”坂口健太郎の過去と“藤堂”小日向文世との関係が明らかに
本作は4月期月9ドラマ『元彼の遺言状』の原作者であり、第19回『このミステリーがすごい!』で大賞を受賞した新進気鋭の作家・新川帆立の同名小説が原作。
ドラマでは、坂口演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく“凸凹バディの痛快爽快エンタメドラマ”となっている。
本日8月29日放送の第8話ゲストとして前田亜季、竹財輝之助が出演。建設会社「小津建設」を営む夫婦、小津環(前田)、小津耕介(竹財)をそれぞれが演じる。第8話から、物語はいよいよ最終章に突入。時はさかのぼり15年前、第六審査長の本庄聡子(寺島しのぶ)が、公正取引委員会・四国支所で調査していた大手ゼネコン「ラクター建設」の談合疑惑。そこには、小勝負勉(坂口)の両親が営む「小勝負建設」が関係していた。小さな建設会社でなかなか仕事が回ってこず、経営不振に陥っていた「小勝負建設」は「ラクター建設」の談合の誘いに乗ってしまう。小勝負がなぜ公正取引委員会に入ったのか、なぜ、国交省の藤堂清正(小日向文世)を目の敵にしているのか? 15年前に起きた、この談合事件から、その謎が徐々に明らかとなっていく。
そんな中、現在のダイロクでは、新たな調査案件が入る。「納品した資材の代金を一方的に減額した中堅ゼネコンがある」というタレコミが入り、白熊が調査する。その“中堅ゼネコン”というのが耕介と環が営む「小津建設」だった。白熊が「小津建設」に訪れると、そこには取引先に必死に謝る耕介と環の姿が。
2022年はデビュー30周年となり、月9ドラマ初出演となる前田は、「小津建設の夫婦のような人たちが多くいるのだろうと想像しながら撮影する日々でした。正しくやっていくことがどれほど大変なのかも感じました。いよいよ最終章…彼女にもどんな展開があるのか、皆さまに見届けていただきたいです!」とコメント。
『ナイト・ドクター』(2021年)以来、1年ぶりの月9ドラマ出演となる竹財は、「“公正取引委員会を舞台にしたドラマって珍しいなー”というのが第一印象です。僕は中堅建設会社の社長、小津を演じさせていただきました。彼のような真面目で社員思いの人ほど、過ちを犯しやすい社会なのかなとやるせない気持ちでいました。物語の終盤にどう関わってくるのか楽しみにしていただければと思います!」と話している。
ドラマ『競争の番人』第8話は、フジテレビ系にて8月29日21時放送。
※キャストとプロデューサーのコメント全文は以下の通り。
■前田亜季
「今までなかなかスポットの当たらなかった公正取引委員会というお仕事。こういう方々がいて、世界は動いているのだなと、とても面白く台本を読ませていただき、ドラマに参加できることがうれしかったです。必死の選択をしながら生きている小津建設の夫婦のような人たちが、多くいるのだろうと想像しながら撮影する日々でした。正しくやっていくことがどれほど大変なのかも感じました。いよいよ最終章…彼女にもどんな展開があるのか、皆さまに見届けていただきたいです!」
■竹財輝之助
「“公正取引委員会を舞台にしたドラマって珍しいなー”というのが第一印象です。自分自身どういう仕事なのか詳しく知らなかったので興味深く台本を読ませていただきました。僕は中堅の建設会社社長、小津を演じさせていただきました。彼のような真面目で社員思いの人ほど、過ちを犯しやすい社会なのかなとやるせない気持ちでいました。物語の終盤にどう関わってくるのか楽しみにしていただければと思います!」
■プロデュース 野田悠介(フジテレビ ドラマ・映画制作部)
「物語の重要な鍵を握るこのお二人。この時点では、まだ多くを語ることができないバックボーンを持つ小津環役に前田亜季さん。資金繰りに困りつつも、家族や社員を守らないといけないという責任感の強さ、しかしそれが一筋縄ではいかないという状況に陥る小津耕介役に竹財輝之助さん。