バイク好きでも知られるキアヌ・リーヴス。人気カーアクションシリーズの最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』の出演を断っていたことがわかった。



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 5月19日に世界同時公開された「ワイスピ」シリーズの第10弾『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』。同作でエージェンシーのリーダー、エイムズを演じるアラン・リッチソンが、Entertainment Weeklyのインタビューで同作にキアヌが出演予定だったことを明かした。

 役を獲得した経緯について「ちょっとしたラッキーとタイミングが重なりました」とアラン。「カナダの極寒の地ウィニペグで、ヒラリー・スワンクと映画『Ordinary Angels(原題)』の撮影をしていたときに、キアヌ・リーヴスとの計画が変更になったと連絡を受けました。元々僕の役を演じる予定だったんだと思います。後を継ぐのは大変なことです」と明かした。


 出演にはタイミングが肝心で、ともすると実現できない可能性もあったと振り返る。「(スケジュールに)何も問題が起きないのが条件でした。コロナや天気の都合でシャットダウンしたらダメでした」とコメント。実際にウィニペグが歴史的寒波に見舞われた際は、もうダメだと覚悟を決めたそうだ。「でもラッキーなことに、日程を遅らせてもらえて、出演できたんです」と話している。

 なおキアヌは、同シリーズのスピンオフ『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が製作された際も、出演に向けて交渉を行っていたことが明らかになっている。


 『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は、ヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲスら、お馴染みのワイスピファミリーのほか、悪役としてジェイソン・モモアが登場。ブリー・ラーソンやリタ・モレノらに加え、さらに豪華キャストがカメオ出演する。シリーズは今作から始まる2部作でフィナーレを迎える予定だが、3部作となる可能性も浮上している。