俳優の中村倫也と女優の川口春奈が1日、都内にて開催されたドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系)制作発表記者会見に、満島真之介古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史生瀬勝久と共に出席。中村が、共演者とのやりとりに楽しそうな笑顔を見せ、「『好き!』って思っています」と吐露した。



【写真】中村倫也、イベント中に火事(?)を見事鎮火!

 池井戸潤の同名小説をドラマ化した本作は、山間の小さな集落を舞台に描く田園ミステリー。スランプ気味の作家で、ハヤブサ地区の消防団に加入することとなる三馬太郎を主演の中村が演じ、映像系の専門学校の講師を務めるかたわら、ハヤブサ地区をPRする町おこしドラマ企画を立ち上げる映像ディレクター・立木彩を川口が演じる。

 イベント冒頭、岡部、梶原、橋本以外のキャストが登壇すると、ステージが赤く照らされる演出に、キャストが「火事だ!」と叫ぶ。すると、岡部、梶原、橋本が登場し、中村を誘導すると、消化器で鎮火するような仕草をしてみせ、会場に拍手が巻き起こった。

 生瀬は「このハヤブサ演劇部の方たちは、今日、2時間前に集合して、今のお芝居を練習したんです。その成果が出たと思います」と一連の流れに補足。
中村は「本当に無垢な心って大事なんだなと思いました(笑)」と演出をやり終え、充実の表情を浮かべていた。

 現場の様子を聞かれた川口は「ご覧の通り、おじ様たちに毎日囲まれながら、幸せを感じながら楽しませていただいております」とコメント。共演者との会話について尋ねれられると「皆様のチームができあがりすぎていて、なかなか行けないですね。かわいがっていただきたいなと心から思っています。皆さんはあまり興味がないみたいです、私のこと」と自虐した。

 すると生瀬は「そんなことないですよ」と否定。
続けて「本当に女性が少ないので、春奈ちゃんが来ると、みんなちょっと声のトーンが低くなる。みんなモテようと思って」と男性陣の様子を明かし、笑いを誘った。

 さらにベテラン俳優陣の会話でにぎやかな現場の様子が明かされると、中村は「僕、今でこそ年下の人とかとお仕事をいっぱいさせてもらいますけど、20代前半くらいの時は、こういう演劇界の人たちとずっとお仕事させていただいて飲みに行かせてもらっていたので、久しぶりにこういう環境の仕事をさせてもらっていて、『好き!』って思っています」とにっこり。「ずっとこういう環境にいたい」としみじみ語っていた。

 木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』は、テレビ朝日系にて7月13日より毎週木曜21時放送(初回拡大スペシャル)。