ホラー界の鬼才・白石晃士監督が手掛ける最新長編作『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』が、9月8日から全国公開されることが決定。本作より不気味な本ポスター、“赤い女”から逃げまくる恐怖の特報映像が解禁され、白石監督のコメントも到着した。



【動画】全身が血まみれの“赤い女”現る―映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』特報

 日本のフェイクドキュメンタリーの先駆者でありながら、『ノロイ』や『貞子vs伽椰子』などの映画を手がけ、数々の作品がカルト的な人気を博しているホラー界の鬼才・白石晃士監督。「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズは、監督自身がカメラマンとなり、POVで展開する臨場感あふれる映像を届けており、根強い人気を誇る。2014年には初の劇場版が公開。その後も「戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!」シリーズへと進化を遂げた。

 そして8年間の沈黙を破り公開されるのが、「コワすぎ!」の集大成とも、新たな世界線ともいえる本作。ファン待望の新作でも、白石監督がメガホンをとる。


 呪われた廃墟で撮影された投稿映像に収められていたのは、不気味な祭壇と、全身血まみれの“赤い女”、そしてどこにも映ってない赤ん坊の鳴き声だった。粗暴なプロデューサー工藤とディレクターの市川、田代カメラマンの「コワすぎ!」チームが再集結。怪異を解き明かすために、時空を超える。すべての予想を打ち砕く衝撃のクライマックスが待つ、未だかつてないノンストップ・最恐エンターテインメントが誕生した。

 なお、本日7月4日は、「戦慄怪奇ファイル コワすぎ」シリーズ1作目となる『口裂け女捕獲作戦』が発売された日。11年前の2012年7月4日に始動したシリーズのちょうど11周年の記念日となる。


 このたび、解禁となったポスタービジュアルは、曇天の空、破損が目立つ朽ちた屋上に、顔も手足も服も全てが真っ赤な“赤い女”が立っている奇妙なビジュアルに。その“赤い女”の頭上には、得体のしれない謎の物体も映し出され、どこか不気味で不穏な空気感のポスターが完成した。

 特報映像では、廃墟に忍び込んだ若者3人組が、刃物を持った全身“赤い女”に、ものすごい勢いで追いかけられ、逃げるシーンが切り取られており、最後にも“赤い女”が…? 揺れるカメラや怯える表情、叫び声からも、得体の知れない恐怖が迫り来る様子がうかがえるトラウマ級の恐怖映像に。

 白石監督は「狂気的な超常現象に狂気的な取材スタッフが突撃し、さらにトンデモナイ事態へ突入する、勢い満点のホラー・エンターテイメントに仕上げました。さあ、映画と一緒に戦慄怪奇ワールドをライドしましょう!」とコメントを寄せている。

 映画『戦慄怪奇ワールド コワすぎ!』は、9月8日より全国公開。