堺雅人主演、阿部寛二階堂ふみ松坂桃李二宮和也役所広司共演の日曜劇場『VIVANT』(TBS系/毎週日曜21時)の第9話が10日に放送され、ベキ(役所)が「テント」の創設秘話を語ると、ネット上には「まじでグッとくる」「スピンオフ作ろうよ!」といった反響が寄せられた。(※以下、ネタバレを含みます。

ご了承の上、お読みください)

【写真】日本刀を手にする卓(林遣都) 『VIVANT』第9話場面カット

 資金調達に成功し、組織の中での信用を高めた乃木憂助(堺)は、テントのリーダーで自身の父親でもあるベキ(役所)に、組織の成り立ちを教えてほしいと訴える。

 公安刑事だった“若き日のベキ”こと卓(林遣都)は、諜報活動のために妻・明美(高梨臨)を連れてバルカ共和国へ。現地で憂助も誕生し、充実した日々を送っていた卓だったが、対立する民族間の争いに巻き込まれ憂助とは生き別れとなってしまい、明美も命を落としてしまう。

 武装勢力に捕らえられ銃撃された卓は、組織で雑用係として雇われていた17歳の少年に命を救われる。その少年が現在のテント幹部・バトラカ(林泰文)であることが明かされる。

 一命を取り留めたものの、幼い憂助が亡くなっているという情報を耳にした卓は絶望。
食事も喉を通らず、ただ夜空を眺めていたある日、赤ん坊の泣き声を耳にする。赤ん坊に憂助の姿を重ねた卓は、自分の子どもとして育てることを決意。その赤ん坊こそがノコル(二宮和也)だった。

 その後、バトラカに武器の扱い方を教えて武装勢力に抵抗するうちに仲間が増え、護衛を仕事として請け負うことに。そして卓は、バルカにたくさんの孤児が生きていることを知り孤児院の設立を決意。その資金を得るために仲間たちとテントを創設したと打ち明ける…。


 ベキが語るテント創設秘話が回想シーンを交えて描かれると、ネット上には「テントはめちゃくちゃいいグループだね」「まじでグッとくるな」などの声や「テント創設編もっと見たい」「テント誕生だけでスピンオフ作ろうよ!」といったコメントが集まっていた。