西山潤が主演し、田中美麗がヒロインを演じる10月29日スタートのドラマ『こういうのがいい』(ABCテレビ/毎週日曜24時55分)のメインキャストとして、岸明日香冨手麻妙、青山凌大、ほしのディスコ(パーパー)、大谷凜香、前田瑞貴、二瓶有加の出演が発表された。併せてキービジュアルも解禁。

主題歌は男女3人組音楽グループ・macicoの「humor」に決まった。

【写真】西山潤のメガネ姿、ピンク髪の田中美麗も! キャスト役ビジュアル

 本作は、双龍による同名漫画の実写ドラマ化。恋愛というカタチにとらわれすぎてしまい、恋人にふと感じてしまう「こういうのじゃない」を“あるある”で描きつつ、男女の本音をストレートに交わし合うフリーダムな日常を紡いでいく。世間一般にうたわれる「恋人関係」の既成概念にとらわれない大人の日常をゆるく描く、観察型リアルシチュエーション・ストーリーとなっている。

 主人公・村田元気(西山)はIT系企業に務める在宅ワーカー。「私と仕事、どっちが大事?」など質問攻めの束縛彼女に疲れ果て、「ノーモア彼女」と別れを告げ、晴れて“自由”の身に。
一方で、エッチが大好きで性に奔放な江口友香(田中)。やたらモラルを押し付けてくる自分勝手なモラハラ彼氏に愛想をつかした友香は、「グッバイ彼氏」と別れを告げ、晴れて自由の身に。ある日、オンラインゲームのオフ会で知り合った村田と友香は意気投合し、束縛のないフリーダムフレンド(=フリフレ)となっていく。

 岸明日香が演じるのは、バリキャリ女子で、村田がエンジニアとして働く会社の上司(部長)・今下伊好。村田のことを優秀なエンジニアとして認めており、なにかと世話を焼いている。村田が元カノと別れたことも知っており、男としての魅力を感じているフシも…。


 冨手麻妙が演じるのは、友香の姉で、妹を溺愛している江口徳子。見た目からは想像できないほどの大食漢で、観察眼があり、周りに合わせるのがうまいタイプだ。

 青山凌大が演じるのは、ファミリーレストランでバイトする友香の後輩・伊藤寿哉。

 ほしのディスコが演じるのは、村田の先輩・拝島陸夫。システムの緊急トラブルが発生すると村田に仕事をむちゃ振りしてくるが、仕事が終わると一目散に帰宅する愛妻家な一面も。

 大谷凜香が演じるには、ファミリーレストランでバイトする友香の後輩・川瀬愛。
先輩バイトの伊藤に片思いをしている川瀬は、友香と伊藤のやりとりが気になって仕方がない。ある日、伊藤に猛アタックをするのだが…。

 キービジュアルは、さまざまなシチュエーションの村田と友香が交わり合う、複雑でありながら、本作の「したい時に、したい事を、したい人と」というメッセージとフリフレの日常をダイレクトに表現している。

 主題歌に決まったmacicoの「humor」は、クラブミュージックやラウンジ、R&Bなどの要素を織り交ぜたキャッチ―なサウンドと印象的な歌詞世界が魅力のナンバー。9月20日に配信スタートした。日常の中のささやかな発見を、爽快感たっぷりのメロディーに乗せた、やわらかで穏やかなポップソングで、当たり前の日常の中に、相手に対する共感と共鳴が伝心するようなフレーズがちりばめられ、本作の世界観にピッタリな楽曲となっている。


 ドラマ『こういうのがいい』は、ABCテレビにて10月29日より毎週日曜24時55分放送。DMM TVにて同時独占配信。

 追加キャスト、主題歌アーティストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■岸明日香

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

 本能に忠実というか、大胆な作品だなぁ、と思いました。あー私もこんな風にとまでは言わないですけど(笑)いちいち頭で考えちゃうタイプなので、本能で生きてますみたいなのもかっこいいなって。
ただ、そんな中で本当に感情が揺れ動く瞬間があったり、色んな人間模様も描かれてたりするので色んな人物・角度から感性を楽しめる作品だと思います♪

――演じる今下伊好の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

 ちょっとサバサバして姉御気質なんだけど、実はめちゃくちゃ純粋で乙女なんですよね。笑

 とにかく不器用。でもそこが伊好のかわいいところなので、職場で見せる姿と、恋モードな伊好の二面性を意識してみました!

――視聴者のみなさんへメッセージを!

 この漫画がドラマ化するってどうなっちゃうの? と楽しみにしてる方多いと思いますが、私もめちゃくちゃ楽しみです!(笑)。皆様、是非観てください!

■冨手麻妙

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

 Twitterでバズっていて、以前から読んでいた作品だったのでドラマ化のお話を聞いた時はとても嬉しかったです。登場人物が全員めちゃくちゃ良い奴で、欲求に正直で、キャラクターがとても魅力的だと思いました。
湿っぽさが一切無く、カラッとした『ポップなエロ』なので、ドラマ化した際は深夜ではなく朝に放送しても良いんじゃないか?と思うくらい爽やかです(笑)。

――演じる江口徳子の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

 原作でも、徳子がご飯をモリモリ食べてる姿がとても可愛くてすごく印象的だったので、食事のシーンは徳子のキャラクターがいちばん全面に出ていると思います。私自身、撮影中は本当に心の底から美味しいご飯を楽しみました(笑)。

 可愛い可愛い友香に対するたっぷりの愛情も伝わったら良いなと思います。友香とのシーンはほぼ1日だけだったのですが、姉妹を超えて親友みたいで、こんな妹がいたら幸せだろうなあと感じる撮影になりました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

 素晴らしき原作の魅力的なキャラクターに魂を吹き込んで全力で楽しんで演じております。原作漫画が今もずっと連載が続いてるように、私も役者としてずっと徳子の人生を歩んでいきたいなと思っているので、皆さまご視聴、応援、どうぞ宜しくお願いします! バズらせましょう!

■青山凌大

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

 もしかしたら、こういう形も世の中にあるかもしれない! と思うくらいリアルで、周りから見ると一見変わっているかもしれない村田元気と江口友香のキャラクターや関係性に清々しさを感じる物語だな、という印象です!

 過去の恋愛で疲れてしまった2人がそれを乗り越えつつ、自由に楽しく生きていくのが魅力だと思いました!

――演じる伊藤寿哉の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

 「犬」だと思います。真っ直ぐで正直。でも、そこが空回りしてしまうのも面白くて。

 性格が合う人と一緒になれれば幸せになれるだろうなと思っていました。なので、できるだけ素直なキャラクターを100%表現できるように頑張りました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

 好きな人に真っ直ぐで純粋で、物凄く鈍感? だけど、可愛くてどこか応援したくなる、そこが彼の魅力だと思うので、伊藤寿哉くんを温かく見守ってくださると嬉しいです!

 また、漫画にはない映像ならではの表現もあるので楽しみにして頂けると嬉しいです!

■ほしのディスコ(パーパー)

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

 村田と友香の自由な生活にこんな効率重視の関係があるのかと度肝を抜かれました。

 友達も恋人も作るのが苦手な僕の人生では一生体験することはできなさそうなお話なので、とても楽しく読ませていただきました。

 普通に2人が会話をしていた直後に、場面転換して急にセクシーなシーンになるところのギャップで笑ったり、他の登場人物も個性的なキャラクターで面白いので、この作品に関わることができてとても嬉しいです。

――演じる拝島陸夫の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われましたか?

 拝島は仕事よりも妻を優先して生きていて、仕事が終わったら誰よりも先に妻の待つ家に帰るところが可愛げがあってどこか憎めない人だなと思いました。その拝島の可愛げをなんとか表現できるように頑張りました。僕なりの拝島を演じたので、優しい心で観てください。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

 この作品は刺激が強いシーンが多いように感じるかもしれないですが、拝島が出ているシーンはほのぼのと観る事ができると思います。是非拝島にも注目して観てもらえたら嬉しいです。

■大谷凜香

――原作を読まれた時の印象をお聞かせください。

 私にとっては“大人の日常“が新しく、また、キャラクター達が生き生きとしている世界だなという印象でした。現代の複雑さに囚われすぎず、心地よい温度で物語を楽しめるところが魅力のひとつです。

――演じる川瀬愛の印象は? また、どのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

 主人公達とは違う恋愛観を持ったキラキラした子だなという印象でした。主人公達に共感する方もいれば、川瀬ちゃんに共感する方も多いと思います。彼女の瑞々しい恋愛観を可愛らしく表現したいと思いながら撮影していました。

――視聴者のみなさんへメッセージを!

 私も含め、原作をどう映像化するのか気になる方がとても多いのではないでしょうか。皆様の反応が今から楽しみです。ぜひご覧いただけると嬉しいです。

■macico

――本作品の主題歌に決まった際のご感想をお聞かせください。

 macicoの楽曲を主題歌に選んでいただき、とても光栄です。主題歌「humor」は愛の自由さをテーマについて書いた楽曲だったので、型にとらわれた恋愛から解放された主人公たちを描いた今作にピッタリの楽曲だと思いました。

 主題歌の演出がどのようなものになるのかはもちろん、原作を追っている一読者として、どのようなドラマ作品になるのかもとても楽しみです!