女優の菅野美穂が15日、都内で行われた主演ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系/10月19日より毎週木曜21時)制作発表記者会見に共演の鈴鹿央士、木戸大聖、宮澤エマ、白山乃愛、志田未来吉瀬美智子松岡茉優田中哲司三田佳子と共に出席。人生がガラッと変わった出来事を明かした。



【写真】菅野美穂、“人生がガラッと変わった出来事”フリップで発表

 本作は、今年の第27回手塚治虫文化賞で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の同名漫画のドラマ化。かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロイン・ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い…みんなで意識不明状態となった夫の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。

 自身が演じるゆりあを菅野は「本当に石のようなといいますか、どっしりと構えていてどんなことにも揺るがない、どうあるべきかという生き方をしている女性」と説明。話の中盤からはゆりあが葛藤を抱える場面もあると言い「そこもゆりあの魅力だなと思っています」と明かした。

 ゆりあとの共通点を聞かれると菅野は「私もどちらかというと女性らしさというよりは男っぽさでやっているところがあるなと思います」と回答。
続けて「ただ、愛人の子どものお世話までっていうのは…(笑)」と笑い「旦那さんのおむつも替え、愛人の子どものおむつも替えるっていうのはよっぽどの人だなと。見上げた女性だと思いながら演じています」と語った。

 “自分の人生がガラッと変わった出来事”の話題になると菅野は「インド旅行」と答え「世界中に魅力的なところはいっぱいあると思うんですけど、インドを旅行したのは強烈でした。頭をパカッと開けられて、脳みそをぐしゃぐしゃと素手で触られているような衝撃を受けました」とインド旅行の衝撃を告白。「日本に帰ってきて信号が赤のときはみんな待って、青になったら一斉に歩き出すっていうことですら感動しました。みんながルールを守るってすごいなと思って」と改めて感じたことを明かし「インドではバイクのクラクションは危ないときに使うんじゃなくて『俺通るからどけよ』っていう感じで(笑)」と振り返った。


 木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』は、テレビ朝日系にて10月19日より毎週木曜21時放送。