菅野美穂が主演を務めるドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)の第1話が今夜19日に放送される。

【写真】意識不明の吾良(田中哲司)の手を握る稟久(鈴鹿央士) 『ゆりあ先生の赤い糸』第1話場面カット

 本作は、今年の第27回手塚治虫文化賞で「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の同名コミックを、『フリーター、家を買う。

』(フジテレビ系)、『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』(テレビ朝日系)の橋部敦子による脚本で実社会したヒューマンドラマ。地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合って意識不明状態となった夫・吾良(田中哲司)の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。

■第1話あらすじ

 売れない小説家・吾良と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって“穏やかな幸せ”を味わってきた主婦・ゆりあ。ある日、吾良がホテルで倒れ、緊急搬送されたため慌てて病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)の姿があった。

 主治医・前田有香(志田未来)による手術が成功し、吾良は一命を取り留めるも未だ意識不明で、いつ目覚めるか予測できない状態。
そこへ稟久から衝撃の告白が飛び出す。稟久は「僕が『抱いてほしい』って言って…こんなことになりました」と吾良の“彼氏”だったと打ち明ける。疑ったことすらない“事実”を突きつけられ、思わず絶句するゆりあ。だが何を思ったか、引き続き吾良との面会を許可する。

 そんな中、ゆりあは緊急家族会議を開催。結婚後ずっと同居している吾良の母・節子(三田佳子)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹・志生里(宮澤エマ)、何かにつけて辛口な実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と共に、吾良をどういった形で介護していくべきか話し合おうとする。
ところが意見が噛み合わず会議は決裂。ゆりあは考えあぐねた挙げ句、自宅介護を選択。ここからゆりあの人生は、みるみるうちに激動の一途をたどっていく…。

 ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』はテレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。