お笑いコンビのサルゴリラ(児玉智洋/赤羽健壱)が21日に都内で開催された『キングオブコント2023』(TBS系)で優勝。第16代キングの称号と優勝賞金1000万円を手にしたサルゴリラの児玉は「漫才もできないですし、コントだけでずっとやってきたので、これしかないので。

本当に楽しいですね、コントをやっている時が。たぶん一生やっていくものだと思います」と語った。また、2人の賞金の使い方についても明かした。

【写真】40年来の親友同士でもあるサルゴリラ 友情感じる優勝ショット

 『キングオブコント』は、次世代のコント師たちが繰り広げるコントの頂上決戦。今回のファイナリストには、ゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、カゲヤマ、サルゴリラ、ラブレターズ、蛙亭、ジグザグジギー、や団、ニッポンの社長が名を連ね、最終決戦にはサルゴリラ、カゲヤマ、ニッポンの社長の3組が進出した。

 児玉は大会について「めちゃくちゃ大変でしたけど、本当に楽しかったです、とにかく。
1年かけてやってきて、自分たちの好きなコントができて、それで優勝できたっていうのも、こんないい流れはないです。これからもコントはやっていきたいと思いますので、ぜひ見てください。お願いします!」とコメント。

 これまでの周囲の芸人からの反応について児玉は、ファイナリストになってから劇場に行くたびに祝福されたそうで「それが力になったっていうのはありますね」と感謝。赤羽は「ファイナリストの中でも1番のベテランだったので。後輩が本当に喜んでくれたり」と言い、中川家の礼二に激励されたことも明かした。


 ダウンタウンの前でネタを見せたことについて、児玉は「2本目が終わったあとに、浜田さんにCM中に『いったんちゃうか?』みたいなことは言っていただいて」とやり取りを報告。赤羽は「ネタ中、松本さんは見れなかったです」と振り返った。

 出演したい番組に話が及ぶと、『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系/毎週土曜21時)やドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京系)のほか、優勝後に対面した三谷幸喜の映画を挙げたサルゴリラ。

 優勝賞金の使い道を問われると、児玉は「2歳の子どもが1人いて、子ども部屋がないんですよ。大きくなったら、ちょっと友達を誘いづらい家だと思うので。今、親がめちゃくちゃ近くにいる。
なので子供部屋付きに引っ越します」と明言。赤羽は「44歳で実家ぐらしなので、すぐにでも実家を出たいと思っております」と語って会場を沸かせていた。