King & Princeの高橋海人が主演する4月8日スタートのテレビ東京開局60周年連続ドラマ『95(キュウゴー)』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)の追加キャストとして、浅川梨奈、工藤遥、井上瑞稀、渡邊圭祐、鈴木仁の出演が発表された。
【写真】高橋海人演じる“Q”らと対立――宝来隼人を演じる鈴木仁
原作は、『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真が受賞後第1作としてつづった同名の青春小説。
高橋が演じるのは、1995年という時代を全力で駆け抜けた高校生・広重秋久、通称Q(キュー)。阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件が起き、「人はいつか死ぬ」「生きるってなに?」「世界はいつか終わってしまう」-そんなことを肌で体感させられたその年に、ただひたすらに生き、仲間とともに青春した高校生を演じる。
追加キャストとして、Qたちと一緒にいて、同じ星城学院に通うコギャル、芹沢加奈と甲原恵理子を演じるのは浅川梨奈と工藤遥。髪を茶色に染め、制服のスカートを短くしルーズソックスを履いた当時の女子高校生を見事に再現している2人。実際に高校の同級生でもあった浅川と工藤が“ニコイチギャル”を演じる。
Qたちと同じ星城学院に通う後輩の栗田健吾を演じるのは井上瑞稀。お調子者だが強者志向が強く、Qの前にふらっと現れては、チームに入れてほしいと願い出るがなかなか相手にされず…という役どころ。
Qが働くカラオケ店のバイトの先輩で大学生の新城俊樹を演じるのは渡邊圭祐。キラキラした青春を送るQをうらやましいと思いながらも優しく見守り、物語の後半ではキーパーソンとなる新城を渡邊が熱演する。
そして、Qたちと同学年の他校生で、父親が政治家であるため、同じく政治家一家である翔のことを敵視している宝来隼人を演じるのは鈴木仁。端正な顔立ちから、人気ファッション誌「ストフリ」のモデルとしても有名でファンも多い宝来だが、ある事をきっかけにQたちと完全に対立していく。
テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23『95』は、テレビ東京系にて4月8日より毎週月曜23時6分放送。
※高橋海人の「高」は「はしごだか」が正式表記。
※今回解禁されたキャストからのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■浅川梨奈/芹沢加奈役
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
自分が産まれる前や幼くあまり記憶がない時代にあったことなどに興味があり、その時代の出来事を調べることが好きだったのでとても嬉しい出演でした。スピード感があり、その時代を生きていなかった私が見てもなんだか懐かしく感じるそんな素敵な作品だと思いました。
――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
加奈は恵理子と常に行動を共にしているギャルなのですが、みんなといることを楽しみながらもどこか寂しさや孤独をかかえているような子だと思っています。
――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。
とても明るく賑やかで、男子校みたいだな~と遠くから見守っています(笑)。個人的にここまで同世代の役者さん方とご一緒することも珍しいのですが皆さんとても真面目で真剣に現場に取り組みながら、合間ではたわいもない話をしているメリハリのある素敵な現場です。恵理子役の工藤遥さんとは実際に高校の同級生だったこともあり、初共演ではありますが、久しぶりの再会でとても楽しく加奈と恵理子同様現場では常に一緒に行動させてもらってます。
――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願い致します。
様々な出来事が巻き起こった1995年の渋谷を舞台にしたこの作品。この時代を知っている方も知らない方もどこか懐かしさを覚えて、この時代ならではの良さと今の時代の良さとを感じられる作品になっているのではと思います。
■工藤遥/甲原恵理子役
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
原作を読みながら、自分では経験していないはずの、1995年を懐かしく感じるくらい没入していました。同時に、これを経験できた人達のことを羨ましく思えてしまったのも事実です。つい言いたくなる台詞が散りばめられている、台本を読みながら、これから始まる物語のパーツになれると思うと、凄く嬉しかったです。
――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
見た目もマインドも、生粋のコギャルです。瞬間瞬間を生きている、ジェットコースターのような子ですが、独りの怖さを知っている優しさもあるから、憎めない、愛すべきコギャルだと思ってます。
――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。
学生時代特有の、箸が転んでも面白いみたいな、他愛も無い会話が自然に広がっていながらも、卒業したら、会わなくなるかもな、みたいな独特の儚げな空気も纏っていて、良いチームだな、と感じています。
――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願い致します。
あの日、あの瞬間を彼らは、自分達が信じたいものを愚直に信じて、走っています。強さも弱さもぜんぶ持って、本気で生きている姿は、信じられないくらい眩しいです。今だからこそ、届く作品だと信じています。共に1995年を生き抜いて頂きたいです。
■井上瑞稀/栗田健吾役
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
昨年出演させていただいたドラマの制作陣の皆様とまた一緒にお仕事できることがすごく嬉しいです。1995年は自分が生まれる前の話なので、台本を読んで本当にこんなことがあったの? など、今では考えられないことがたくさんあり、役としてこの時代に生きられることにすごくワクワクしました。
――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
健吾は思春期特有の危うさ、ピュアさを持ちつつも高校生にして社会の仕組みに気付いていて、賢さも持ち合わせている人間だなと感じています。
――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。
主演の髙橋海人くんを筆頭に、共演者・スタッフの皆さんとすごく素敵な時間を過ごさせていただいています。
――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願い致します。
1995年を生きた少年たちに、きっと感情移入してしまうと思います。当時を懐かしみながら、まだ生まれていなかった方たちにはこんな時代があったんだなと色々な楽しみ方が出来る作品になっていると思います。
■渡邊圭祐/新城俊樹役
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
熱いです。自分が過ごした学生時代よりも何倍もいろんな意味で熱量の高い時代に熱くがむしゃらに突っ走るエネルギーに溢れた作品だなと思いました。あの時代にしかない格好よさの美学みたいなものに埋め尽くされてるように感じました。
――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
新城くんはQのバイト先の花火職人の家系に生まれた男の子で、自分は平凡であることをよく理解しているからこそQたちへの憧れがとても強い人です。正義感と優しさに溢れながらも少し捻じ曲がった心も持つちょうど真ん中の一般の男の子だなと思いました。
――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。
とにかくQや翔を中心に役を越えて仲の良いみなさんが盛り上げて作品を作っていたのが印象的です。
――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願い致します。
青春群像劇らしい現場の雰囲気と『95』の持つ当時の熱量がそのまま作品に乗っかってるのではないかと思います。城定作品ファンとして自分も楽しみにしているので、彼らの必死に生きた証を一緒に楽しみましょう。
■鈴木仁/宝来隼人役
――本作の出演オファーを受けた時の感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
現代の若者とは少し違う生き様が、ダサくカッコよく描かれていて、映像になった時の楽しみが膨らみました。僕自身、95年の世界を実際には知らないですが、しっかりと『95』の世界で生きていきたいと思いました。
――演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
星城学院生と敵対する江戸橋学園の"宝来"を演じます。人気者ではあるのに何か物足りなさ、掴(つか)みきれない寂しさを持ち、闇の方へと染まっていく"宝来"の役割をしっかりと果たすことが出来ればと思います。
――撮影現場の雰囲気などいかがでしょうか。
まだまだこれからのシーンもありますが、とても良い感じに進んでいると思います。
――視聴者のみなさんへみどころなどメッセージをお願いいたします。
真っ直ぐ突っ走りぶつかっていくそんな95年の青春ストーリー、誰にでも楽しんでもらえるのではないかと思います。お楽しみに。