米ラスベガスで開催中のシネマコンに、ドウェイン・ジョンソンがサプライズで登場。今年11月に公開予定の『モアナ2』(原題)のフッテージを紹介したそうだ。



【動画】南の島や美しい空、海のリアルな描写―壮大なスケールの物語に期待が高まる 映画『モアナ2』(原題)US版超特報

 シネマコンは、各スタジオが劇場主向けに新作を発表する見本市。Varietyによると、現地時間4月11日、ディズニーのプレゼンテーションの一環でドウェインが登壇し、「僕にとってより深い映画になりました。そしてディズニーにとっても、より深い映画になった」と紹介。「世界中の皆さんを新しいアドベンチャーに再びご招待することに、ワクワクしています」と述べたそうだ。

 公開された映像では、新曲とともに、モアナが故郷モトゥヌイに戻り、歓迎を受ける様子が登場。バックに流れる新曲では、あるべき姿に戻りたいという強く求める思いが歌われていたようだ。


 前作『モアナと伝説の海』は、美しい海が広がるポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女“モアナ”が、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語。

 日本でも2017年3月に公開され、初登場No.1スタート。観客動員423万人、最終興行収入51.6億円を超える大ヒットとなり、心に響く数々の音楽と、アニメーションとは思えない美しすぎる映像がファンの心をつかんだ。そして、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた。

 劇中でモアナが歌う主題歌「How Far I’ll Go」などを手掛けたリン=マニュエル・ミランダは続編にカムバックしないものの、オペタイア・フォアイとマーク・マンシーナが再び参加し、第64回グラミー賞 最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーとともに楽曲を手掛ける。

 今回公開されたフッテージでは、「私たち、歌わなくてはいけない?」「そう。
歌う必要がある」というセリフがあったといい、続編でも数多くの楽曲が披露されるとみられる。

 今作ではモアナの声を担当したアウリイ・クラヴァーリョと、マウイの声のドウェインが2人ともカムバック。前作にストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニアが、長編アニメーション監督としてデビューを飾る。

 映画『モアナ2』(原題)は、11月27日全米公開。