映画『ターザン:REBORN』やドラマ『トゥルーブラッド』で知られるアレクサンダー・スカルスガルドと、映画「ハリー・ポッター」シリーズでダドリー・ダーズリーを演じたハリー・メリングが、新作映画『Pillion(原題)』でSM関係を演じることがわかった。

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 Varietyによると、同作は映画『哀れなるものたち』や『ルーム』など、アカデミー賞作品を手掛けてきたエレメント・ピクチャーズが製作するもの。

「心ある、楽しくもダーティなロマンス」が描かれるそうだ。

 ハリーが演じるのは、これまでパーティーで誰にも目を向けられないような冴えない存在だったコリン。ハンサムなバイククラブのリーダー、レイ(アレクサンダー)と出会い、彼のサブミッシブとして倒錯したクィアな世界に足を踏み入れ、あらゆる種類の初体験を得る。しかし、レイの世界を深く知るうちに、彼のサブミッシブとして専従することが望みなのか、疑問が生じるという。

 アダム・マーズ=ジョーンズの小説『Box Hill』を基に、短編映画『Wren Boys(原題)』で英国アカデミー賞にノミネートされたハリー・ライトンが脚本を手掛け、初めて長編映画でメガホンを取る。アレクサンダーは製作総指揮にも名を連ねるそうだ。
この夏からイギリスで撮影が開始される。