草笛光子が主演する映画『九十歳。何がめでたい』(6月21日公開)より、草笛、唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、木村多江、片岡千之助、宮野真守らキャスト陣が勢揃いした場面写真が解禁された。



【写真】愛子(草笛光子)&吉川(唐沢寿明)が、現代日本で思っていても口に出せないような本音を吐露!『九十歳。何がめでたい』場面カット

 原作は、昨年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子の同名ベストセラーエッセー集。90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを歯に衣着せぬ物言いと、独特のユーモアでつづり、現代を生きる老若男女から多くの共感を得た。

 監督は、同じく老後の諸問題をユーモアを交えながら描いた映画『老後の資金がありません!』の前田哲。主演は、昨年10月22日に90歳を迎えた草笛。共演に唐沢、真矢、藤間、木村、中島瑠菜、片岡、宮野ら。
主題歌は木村カエラが担当。

 解禁された場面写真では、愛子や唐沢演じる吉川をはじめ、個性豊かな登場人物が続々登場。愛子と吉川が現代日本において思っていても口に出せないような、ヤケクソな本音を吐露する姿や、2人のやり取りを微笑ましく見守る娘の響子(真矢)と孫の桃子(藤間)の2ショット、そしてそんな周りの人々に支えられながら執筆活動を再開して活力を取り戻していく愛子の姿をとらえている。

 ほかにも仕事ばかりで家族を顧みない吉川との関係に悩む妻の麻里子(木村)や、吉川の後輩で現上司という複雑な立場に置かれる倉田(宮野)と、いまどきデジタル世代の若手社員・水野(片岡)らの表情豊かなカットもお披露目。加えて、愛子と吉川が中世貴族風のコスプレをして見つめ合う、コミカルなショットも到着。いったいどんなシチュエーションで披露されるのだろうか。


 映画『九十歳。何がめでたい』は、6月21日より全国公開。