飯沼愛が主演を務め、FANTASTICSの八木勇征が共演するドラマ『南くんが恋人!?』が、テレビ朝日系にて7月より毎週火曜21時に放送されることが決まった。飯沼はゴールデン・プライム帯ドラマ、テレビ朝日ドラマいずれも初主演となる。



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 本作は、1987年に刊行され、これまでに幾度となく映像化されてきた内田春菊の漫画『南くんの恋人』を原案として、男女逆転バージョンで令和初の映像化。これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは女の子=ちよみだったが、今作では南くんが手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。脚本を手掛けるのは、1994年放送の高橋由美子武田真治版『南くんの恋人』でも脚本を担当した岡田惠和

 主人公・堀切ちよみを演じるのは飯沼愛。飯沼が演じるちよみは、湘南の昭和レトロなとある商店街で生まれ育った女子高生。バスケ部に所属し、ちょっぴり複雑な家族構成の中でも明るく過ごす心優しい女の子だ。
幼なじみのような、小さい頃から兄妹のように過ごしていたちょっと年上のカッコいいお兄ちゃん・南くんとは、このたび晴れて恋人同士に。しかし、そんな大好きな・南くんは、突然15cmの手のひらサイズになって、ちよみの前に現れ…?

 幾度となく映像化された名作に出演することに「うれしさと驚きがあった」と飯沼。「皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるよう、作品とちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです」と力強い意気込みを明かした。

 そんなちよみの恋人で、突然15cmの手のひらサイズになってしまう南くんこと南浩之を演じるのは八木勇征。八木が演じる南浩之は、地元・湘南が生んだバスケットボール界のスター。順風満帆だったはずが、ある日突然15cmの手のひらサイズになってしまい…。
小さい体でちよみとともに暮らし始めるのだが、その前途は多難続きで…?

 八木からは「見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたい」と意気込みも。「小さくなる前と、小さくなってしまってからのギャップも大切に演じたい」と早くも役作りに余念がない。

 ドラマ『南くんが恋人!?』は、テレビ朝日系にて7月より毎週火曜21時放送。

 飯沼、八木、内田春菊、岡田惠和のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■飯沼愛(堀切ちよみ役)

――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか? また、『南くんの恋人』はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。

 これまで錚々たる方々が演じられてきた『南くんの恋人』を令和バージョンとして初めて男女逆転でやることになりました。
“男女逆転”という設定は新しいなと思いましたし、そのような名作を自分が演じるということに、うれしさと驚きがありました。新しい、“令和のちよみ”をお届けできたら、と思っています。

――今作の脚本はこれまでの『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?

 温かくて優しい空気が文字から伝わってきました。個人的に岡田惠和さんの作品をやりたいとずっと思っていました。デビューのきっかけとなったオーディション番組で最初にいただいたのが岡田さんの脚本だったので、今回すごくご縁を感じていますし、岡田さんの描かれる世界を演じることができるのもとても楽しみにしています。

――南くん役のFANTASTICSの八木勇征さんとは初共演かと思います。
これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。

 やはり【国宝級イケメン】の印象が強いです(笑)。今日お会いするのが3回目なのですが、目や声に優しい雰囲気がにじみ出ていらっしゃって、南くんはけっこうイケイケなキャラクターなのですが、そんな南くんを演じている姿が今からとても楽しみです。

――今回演じる堀切ちよみをどんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?

 視聴者の皆さんが、南くんとちよみの2人を応援したくなるように、そこは一番大事にして演じていきたいと思っています。『南くんが恋人!?』という作品と、ちよみというキャラクターに愛情をたくさん持って演じていきたいです。

――もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?

 つまらない回答かもしれませんが、やっぱりポケットの中に入ってみたいですね(笑)。
自分で歩かなくて済むし、ポケットの中から世界を見てみたいです。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

 これまでに『南くんの恋人』を見てくださっていた方も、見たことがない方も、たくさんの方々が楽しめる作品になっていると思います。今年は『南くんが恋人!?』で一緒に楽しい夏を過ごせたらと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!

■八木勇征(南浩之役)

――今作『南くんが恋人!?』へのご出演にあたり、企画を聞いた際どんな印象を持たれましたか? また、『南くんの恋人』はこれまでに何度も映像化されている名作ですが、作品への印象などもお聞かせください。

 実は僕はこの作品のタイトルを今回初めてお聞きしたんです。それで母や年上の方々に『南くんの恋人』について聞いてみたらみんな知っていて、それほどのビッグタイトルで数々の先輩方が演じられてきた作品なんだということをあらためて実感しました。
令和になって初めての『南くん』ですので、作品の良さをしっかりと体現しつつ、飯沼さんと僕で新しいものを作っていけたら、と思っています。今回は“男女逆転”で南くんのほうが小さくなってしまいますが、その部分の面白さとともに素晴らしい作品をお届けできたらと思っています!

――今作の脚本はこれまでの『南くんの恋人』も手掛けた岡田惠和さんですが、脚本を読まれた感想をお伺いできますか?

 すごく温かい世界観だったのはもちろん、ちよみと南くんの会話もリアルでイメージが浮かびました。親しみやすさもあり、見ていてほっこりするだろうな、と感じましたし、小さくなってしまってからの南くんが奮闘する姿も、コミカルながらも一生懸命さが伝わり、どんどん読み進めてしまいました。

――ちよみ役の飯沼愛さんとは初共演かと思います。これまでの印象や、初めてご一緒しての感想などをお聞かせください。

 僕はFANTASTICSというグループで活動しているのですが、そのグループにはオーディションを受けて入ったんです。飯沼さんもオーディション出身なので、勝手に“同志感”を持っていました。実際にお会いした飯沼さんは、柔らかい雰囲気を持ちつつもハキハキとされていて…。先日の誕生日にプレゼントしてくださったサウナのグッズも、気に入ってあっという間に使ってしまいました(笑)。

――今回演じる南浩之はどんな青年で、どんな風に演じたいと考えていらっしゃいますか?

 南くんは小さくなってしまう前は、ちよみからも「完璧な人」というイメージを持たれているんですけど、小さくなってしまってからはワガママな部分や完璧ではない部分をちよみに見せていきます。そういうギャップを大切に演じていきたいです。そして関係性が変わっていきながらも、視聴者の方から応援される2人になれたら、と思います。

――もしも15cmの手のひらサイズになったら、やってみたいことはありますか?

 実際にそんなシーンもあるんですけど、動物の上に乗ってみたいですね。動物に乗って、そのスピードを体感してみたいな…。チーターとか、速そうですよね。

――ドラマを楽しみにされている視聴者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

 今作では僕的にも新しい挑戦がたくさんありますし、この作品を撮っていく上で飯沼さん演じるちよみとの掛け合いは大事にしていきたいと思います。見ている皆さんにも共感して、応援していただけるような、何度でも見たくなるような作品にしていきたいと思いますので、楽しみにしていてください!

■原案・内田春菊

 南くんの方が小さくなる逆転版「南くん~」を、「南くんは恋人」というタイトルで描いたときは、時代が早かったのか…ファンレターが一通届いただけでしたが(笑)、時を経てこのバージョンでドラマになるなんて本当に感激です。

 惠和さんの作るシーンは私には到底思いつかないものばかりだし、キラキラしたお二人が逆転南くんをどう演じて、監督さんたちがどのように作り上げてくださるのか、心から楽しみにしています。

■脚本家・岡田惠和

 まずは「南くんの恋人」の生みの親、内田春菊さんに感謝です。自分でかかわっておきながら、こんなにドラマ化するってすごいことだなと思います。そして、今回「南くんが恋人!?」ご指名いただいて光栄です。お話いただいたときはちょっと震えました。おぉ、そんなことがやれるんだと。小さくなってしまうのが、女の子から男の子になることで、どんな新しい発見や、化学反応があるのか、とても新鮮で、楽しみながら紡いております。

 飯沼さんと、八木さんという、これからのドラマ界を担っていくであろうお二人にとっての代表作になるといいなと思っております。南くんシリーズは、ちよみと南くんを演じる若い俳優さんにとっては、宝箱のようなドラマです。いろんな種類のいろんな感情のお芝居の場がたくさんたくさんあります。素敵な経験になると思います。お二人が町中で「ちよみちゃん」「南くん」と声をかけられるようになったらと思いながら書かかせていただいてます。

 かつての「南くん」を体験して、懐かしいと思ってくださる方も。南くん初体験の方も楽しめるドラマになっていると思います。たのしくてせつない物語をお届けしたいと思っております。