NOTHING NEWが手掛ける新作アニメ映画『我々は宇宙人』より、主演として坂東龍汰と岡山天音の出演が決定。併せてティザービジュアルと特報が解禁された。



【動画】Yaffle作曲の劇伴とともに不気味な空気に 『我々は宇宙人』特報

 ホラーとアニメーションを中心とした映画作品の企画・製作を軸に、新しい作品の作り方と届け方に挑戦する4人の制作チームNOTHING NEW。ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した『チルド』に続き、彼らが手がける本作はレーベル初の長編アニメーションとなっている。平成の田舎町で出会い、親友となった内気な少年・翼と人気者の暁太郎。しかし、日常の歪みの先に起きた取り返しのつかない出来事が、2人の関係を大きく変えていく。

 企画・脚本・監督を務めるのは、YOASOBIの「優しい彗星」などを手がけた門脇康平。制作では子ども特有のリアルな身体性を描き出すため、キャラクターにイメージの近い子役をオーディションで選び、ほぼ全カットで実写のプレビズ撮影をしている。写実的で未体験の圧倒的な映像表現と緻密な世界観を創出し、フランス現地時間5月12日より開催される第79回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品されることも決まった。

 今回発表された坂東と岡山は、対照的な2人の主人公の声を担当。内気でどこにでもいる普通の青年・翼を演じる坂東は、「必ず多くの人の心を動かす映画になると確信した」とコメント。また収録については「岡山天音さんが隣で、まるで湯気が立ち上るような迫力のある声を放たれていて、毎秒身体が痺れるような感覚でした」と共演の岡山を絶賛している。

 人気者で特別な存在・暁太郎を演じる岡山は「美しく歪んだ世界に吸い込まれました」と、本作の魅力を語る。坂東との収録については「坂東龍汰さんが体現する翼の光と影に、真隣で触れていた時間が、暁太郎としても、自分自身としても、とても感じ入る特別な時間でした」と振り返る。


 音楽は、藤井風や米津玄師などの楽曲をプロデュースした音楽家・Yaffleが参加。Yaffleは本作を「隠してる胸の奥を槍でぐりぐりつき回されるような映画」と評し、「圧倒的に美しいアニメーションという箱に、若き情熱たちが詰めた死ぬまで忘れられないようなストーリーが入っている」とコメント。また音楽に関して「醜さも含めた人間の美しさを音楽として一緒に詰めました」と明かす。

 解禁されたティザービジュアルには、夏の日に縁側で遊ぶ2人の姿が描かれている。夕日に照らされながら見つめ合う翼と暁太郎。田舎の穏やかな風景の中に、『我々は宇宙人』というタイトルが違和感を生み出す。

 特報は、ノスタルジックな雰囲気の中で楽しく過ごす2人の姿が描かれる。しかし後半は、Yaffle作曲の劇伴とともに空気が一変。“ある事件”をきっかけに、物語は急展開を迎える。“宇宙人”とは何を意味するのか。ティザービジュアルの違和感が確信に変わるような不気味さに、物語への期待が膨らむ映像となっている。

 映画『我々は宇宙人』は、2026年劇場公開。


<キャスト・スタッフコメント全文>

■坂東龍汰

映画『我々は宇宙人』で、翼の声を担当させていただきました。

脚本を初めて読んだときに、必ず多くの人の心を動かす映画になると確信し、門脇監督をはじめスタッフの皆さんが持つ尋常ではない熱量に触れ、僕も全力で応えねばという気持ちになりました。

収録では、暁太郎役の岡山天音さんが隣で、まるで湯気が立ち上るような迫力のある声を放たれていて、毎秒身体が痺れるような感覚でした。

そして、カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出されたことも、心から嬉しく思います。日本にとどまらず、世界中の方々に広く届く作品になることを祈っています。

■岡山天音

最初に本編の映像を観させていただいた時、その美しく歪んだ世界に吸い込まれました。

門脇監督とのやり取りの中でも、今作が監督自身の血が色濃く混ざった作品である事を改めて知り、大人になった暁太郎の声を担わせていただく中で、必死で暁太郎の輪郭を編もうとしたことを覚えています。

同時に、共演の坂東龍汰さんが体現する翼の光と影に、真隣で触れていた時間が、暁太郎としても、自分自身としても、とても感じ入る特別な時間でした。

カンヌ国際映画祭の監督週間で上映される事も含め、多くの方に、主人公2人の小さくて大きな物語が届く事を願っております。

■門脇康平監督

この度、カンヌ国際映画祭・監督週間に選出いただき、世界中の方々に作品をご覧いただく機会をいただけたことを、大変光栄に思っております。

『我々は宇宙人』は、誰もが知っている普遍的な喜びや悲しみ、痛みといった感情を、非常に個人的な思い入れを込めたキャラクターとストーリーによって描いた作品です。

本作のキャラクターたちが世界の皆さまにどのように受け止めていただけるのか、楽しみにしておりますし、多くの方の心に届く作品になると信じています。


■Yaffle

隠してる胸の奥を槍でぐりぐりつき回されるような映画です。圧倒的に美しいアニメーションという箱に、若き情熱たちが詰めた、死ぬまで忘れられないようなストーリーが入っています。

一緒に観た人たちといろいろ話して理解が深まるような作りです。醜さも含めた人間の美しさを音楽として一緒に詰めました。

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