【関連】“スケバン刑事”風・謎の女子高校生役に扮した川島海荷 南野陽子との2ショット写真も!
2010年に放送された連続ドラマ『SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~』(TBS)は、警視庁公安部の特殊捜査官・当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)の2人がコンビを組み、“予知能力”や“念動力”などの“SPEC”と呼ばれる特殊な能力を持つ犯罪者に立ち向かうストーリー。
数多くのヒット作を生み出してきた鬼才・堤幸彦の演出による独特の世界観で多くのファンの心を鷲掴みにし、放送開始から3年が経過した今も愛され続けている。そして今秋、11月1日に公開される映画『劇場版SPEC~結~』でシリーズが完結するが、その前に、連続ドラマの冒頭につながるエピソードを描いた『SPEC~零~』が放送される。
本作にスペシャルゲストとして初参加する川島は、両親や弟とともに自動車事故に遭い、3人は死亡、自身は重傷を負い車椅子生活を送っている上野真帆を演じる。今回の出演に川島は「出演が決定した時は、素直に嬉しかったし、やったーって喜びました♪あのSPECの世界に自分が入れるんだという感動もありました」とコメント。今回の役柄について「スケバン刑事の格好をしていて車椅子に乗っているという不思議な役をさせていただきました。このドラマにどう絡んでくるのか、お楽しみに」と期待を込めた。
今回の撮影のために、ヨーヨーの練習をしたという川島だが、南野との共演について「とても気さくな方で優しかったです。スケバン刑事の衣装でヨーヨーを持つと、ついついかっこつけちゃいますね。南野さんも『いいね、似合ってる』と言ってくださって…嬉しかったけど恥ずかしかったです」と語っている。
プロデューサーの植田博樹氏は「台本の段階では“謎の女子高校生”役だったはずが、衣装合わせで突然“スケバン”になってしまった堤ワールド炸裂の真帆役を演じて頂きました。川島さんとは『華和家の四姉妹』でご一緒したのですが、その時に300回くらい『堤さんのファンなんです! 一緒に仕事させてください!』と猛烈アピールをされまして(笑)2人を引き合わせてみました」と今回の起用にあたるエピソードを披露。
川島は現在放送中のドラマ『ぴんとこな』(TBS/木曜日21時放送)で、自身初となる学園恋愛ドラマに出演。貧乏だけど成績優秀、歌舞伎が大好きな高校生・千葉あやめを好演している。また、秋には宮藤官九郎作・演出で自身の初舞台、大パルコ人(2) バカロックオペラバカ『高校中パニック! 小激突!!』にも出演が決定している。また、ガールズユニット9nineのメンバーとしても精力的に活動し、今年は「ROCK IN JAPAN.FES 2013」「SUMMER SONIC 2013」など数々の夏フェスに出演。そんな彼女が、今までのイメージを払拭するであろう、全く新しい役に体当たりで挑むから注目度は高い。
戸田演じる当麻が左手を失うことになった事件とは? そして、元祖・スケバン刑事の南野と川島のツーショット写真が意味するものとは? 謎が明らかになるスペシャルドラマ『SPEC~零~』は今秋、TBSにて放送。