2015年春から放送されるNHK連続テレビ小説『まれ』の出演者発表会見が8日に開かれ、主演の土屋太鳳、新たに出演が決まった大泉洋常盤貴子ら、12名が登壇した。

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 本作は豊かな自然の中で独自の伝統や風習が息づく石川県能登地方を舞台に、パティシエを夢見て修行に奮闘するヒロイン・希(まれ)の成長を描くヒューマンドラマ。


 この日の会見で、希の父親役を演じることが発表された大泉は「私の演じる役はダメな父親。そういったものもコミカルに、皆さまに愛されるキャラクターになれればと思っております。そして毎朝、お茶の間に笑いをお届けしたいと思います」と意気込み。

 希の母親役を務める常盤は「『花子とアン』でも、共演者に愛されている太鳳ちゃん。私たちのときにも、すごく大切で愛おしいヒロインになってくれるだろうと楽しみにしています。たくさんの方々に、明るく元気な朝が届けられるように、努力していきたいと思っています」と語った。

 一方、共演者を迎える土屋は「空っぽだった場所がいっぱいになって、この方たちに見守られて希ちゃんは生きていくんだなぁと思いました。そうすると、まれちゃんの魂に血が通っていく感じというか、体の隅々まで酸素が行き渡る感じがしています」と喜びを明かす。

 そのほか、この日登壇した葉山奨之田中泯田中裕子鈴木砂羽篠井英介山崎賢人、清水富美加、門脇麦、中村敦夫の出演が決定。それぞれが出演にあたり抱負を述べた。

 NHK連続テレビ小説『まれ』は2015年3月30日より放送。
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