女優の倉涼子が不気味な家政婦を演じ昨年放送されたスペシャルドラマ『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)の第2弾が今冬に放送されることが明らかとなった。すでに撮影に入った米倉は、「そろそろ信子が恋しいな、またやりたいなと思っていたところでした。
この役は野放しにしてもらえるので楽しくやらせていただいています。久しぶりにドラマの現場に立って、いいな~としみじみ感じています」と喜びを語っている。

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 『家政婦は見た!』は、女優の市原悦子主演で1983年から2008年まで放送された人気シリーズだが、2014年3月に米倉主演のスペシャルドラマとして復活。カツラにメガネ、そばかすメイクで美貌を隠し、セレブ家庭を崩壊に導くことに喜びを感じるダーティーな家政婦を米倉が怪演。仕事を離れた時にだけ見せる本来の美しい姿、派遣先で不細工と無愛想を貫く歪んだ魂のギャップも相まって、17.4%の高視聴率を獲得した。

 第2弾では、宝石業を営む資産家・岩倉家を舞台に西田敏行財前直見、池田鉄洋、菜々緒金子貴俊らキャストが異質な家族関係を表現。さらに、一族を取り巻く周辺人物として大倉孝二マキタスポーツ松尾貴史、寺田農ら個性的俳優陣が作品を怪しく彩る。もちろん、家政婦会会長役の東ちづるも健在だ。

 米倉は「台本を読んでいるときはすごく難しく感じましたが、演技をしてみて、本を読んでいるだけでは分からなかった展開とスピード感に私自身驚いています」と撮影の感触を語る。

 また、「信子に変化はなくても、信子が新しい家族の中に入っていくだけで今までと違う物語ができていくというのも発見でした。今回は、信子さんが恋に落ちそうになる…みたいな? 面白いですよ!」と作品の魅力をアピールした。
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