【写真】道三の娘・帰蝶を演じる川口春奈
本作は、応仁の乱の後、無秩序の乱世をおさめようと美濃の地で台頭する明智光秀の半生を描く。
美濃の守護代として実権を握る道三(本木)は、亡くなった頼純の叔父・土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。頼芸から「そなた、頼純を殺したそうじゃなぁ?」と問われた道三は、寝耳に水といった表情で「私がぁ!? 頼純様を!? 誰がそのような世迷言を申しました?」ととぼけてみせる。この道三の言動に、ネット上には「白々しいにも程がある」「ここまですっとぼけると逆に清々しさすら感じる」といったコメントが寄せられた。
道三は頼純が自ら毒をあおって死んだと説明すると、その頼純に代わって頼芸に美濃の主である守護に就くように依頼する。しかし頼芸は「守護代のそなたがすべてを取り仕切っているではないか」と応えると「今や土岐家はそなたの“操り人形”じゃと皆が申しておる」と話し「まだそなたに毒は盛られたくはない」と皮肉交じりに固辞。そんな頼芸の言葉を聴いた道三は、それまでのへりくだった態度から一転、無表情に頼芸を見つめると「“操り人形”に毒は盛りません」とつぶやく。
緊張感を漂わせる道三の姿に、ネット上には「怖いよ怖いよ…」「ヒリヒリする最高」「回を追うごとにモックンの怪演が迫力を増してゆく」などの声が相次ぎ、さらに道三が頼芸に放った言葉に対して「生涯一回は言ってみたい」「なかなかの名言」といった投稿も集まった