【写真】透き通るような美しさ…吉高由里子『知らなくていいコト』インタビューカット
本作は、週刊誌編集部を舞台に、現代社会の時事性の高いトピックスを扱いながら、主人公が記者としてだけではなく、人として成長していく姿を1話完結で描く“お仕事系ヒューマンドラマ”。大石静のオリジナル脚本で、吉高が自信家ながらも母譲りの人ウケのよさと人懐っこさで仕事も恋も絶好調の毎日を送る主人公・真壁ケイトを演じ、重岡のほか、柄本佑、小林薫、佐々木蔵之介らが共演する。
第7話で、ケイト(吉高)の出自の秘密を週刊誌にリークするという“闇落ち”展開を繰り広げた野中。第9話では、ひどく泥酔した状態でケイトの家に押し掛けて自分の気持ちをわめき散らし、ケイトから叱責を受け、さらに告白された小泉(関水渚)からも拒否され、会社を休んでしまう。最終話では、そんな“散々ウザ散らかした”野中が、“闇落ち”と胸に大きく書かれたTシャツに革ジャン、耳にはピアスという、これまでとは全く違った風貌で登場し、さらに驚きの決断を下す。果たして、その不敵な笑みの理由とは何なのか。
30年前、乃十阿(小林)が幼い息子をかばって罪をかぶった可能性を聞いたケイト(吉高)は、乃十阿の息子が住むドイツへと旅立っていた。ケイトの暴走を知った尾高(柄本)は、当時3歳だった息子に事件の真相を聞いても無駄だと止めようとするが、ケイトは乃十阿が息子をかばった気持ちを理解しているような様子の尾高に複雑な思いを抱く。
そんな中、帰国したケイトを待っていた岩谷(佐々木)は、再び事件の真相についての手記を書くよう迫る。乃十阿が人生をかけて守ろうとした秘密を暴き、その息子の人生を狂わせる記事を発表することに抵抗するケイトだが、岩谷は「ケイトがイヤなら俺が書く」と編集部の選抜メンバーで30年前の事件の裏取りに動き出す。ケイトは自分抜きで進む事件の真相解明を複雑な思いで見る。
数日後、会議室に呼ばれたケイトは、新しい証拠と共に、母・杏南(秋吉久美子)と自分の存在も事件に無関係ではなかったと思わせる証言について聞く。
ドラマ『知らなくていいコト』最終話は、日本テレビ系にて3月11日22時放送。