俳優の窪田正孝が主演を務めるNHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)の第16週「不協和音」(第80回)が2日に放送され、ラストシーンで裕一(窪田正孝)の元に召集令状が届くと、ネット上には「とうとうこの日が来ちゃったね」「これから辛い展開だな~」などの声が相次いだ。

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 音楽挺身隊の活動に取り組んでいた音(二階堂ふみ)だったが戦況が激しくなっていくにつれ、その活動への違和感を抱き始める。

その気持ちを音楽挺身隊の集まりの中で吐露したところ、音は顧問の神林(円城寺あや)から「挺身隊に非国民は必要ありません」となじられる。

 失意のあまり自宅の庭で肩を落とす音に対して裕一は「こうなってしまった以上、この国に生きる人間として、できることをやっていくしかないんじゃないのかな…」と言葉をかける。

 その時、玄関先で「ごめんください!」とあいさつをする声が。2人が出迎えると、そこには軍服姿の男が立っていて「おめでとうございます。召集令状です」と頭を下げながら裕一に“充員召集令状”と書かれた紙を差し出すのだった。

 この展開にネット上には「とうとうこの日が来ちゃったね」「軍歌作ってる人だから免れると思ってた」といったコメントのほか「何もめでたくないのにおめでとうございますって…」「全然おめでたくーーい!!」などの反響も寄せられた。


 裕一は差し出された召集令状を受け取り、ただ黙って立ち尽くす。そんな重たい沈黙の中で第80回は幕を閉じる。裕一や音にさらに厳しい試練が訪れそうなラストシーンについて、ネット上には「これから辛い展開だな~」「これで週末を過ごすのはつらい…」といった投稿も集まっていた。