Juice=Juice・宮本佳林、12年間のハロプロ活動に終止符「宮本佳林としての新しい1歩を」

Juice=Juice・宮本佳林、12年間のハロプロ活動に終止符「宮本佳林としての新しい1歩を」
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  ハロー!プロジェクトの9人組アイドルグループ・Juice=Juiceが、10日、東京・日本武道館で『Juice=Juice コンサート 2020 ~続いていく STORY~ 宮本佳林卒業スペシャル』を開催。メンバーの宮本佳林がグループおよびハロプロから卒業をした。新型コロナウイルスの感染対策が徹底された会場に6500人が来場。公演の様子はCS放送や国内外35会場でも生中継された。

【写真】Juice=Juice・宮本佳林、卒業公演の模様

 2008年11月からハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)で活動し、2013年2月25日に結成したJuice=Juiceの初期メンバーとして加入。エースとしてグループのパフォーマンスをけん引してきた宮本は、今年2月に卒業を発表。「DIYやインテリアなど、もの作りをしていくことに興味があり、そんな新しいライフスタイルを模索していく様子を、SNSなどを通じて提案していきたい」「ソロ・パフォーマーとして新たな表現活動にチャレンジしていきたい」と卒業後の希望が伝えられていたが、当初、6月に予定していた卒業公演がコロナ禍で延期に。約半年遅れでついに新たな門出を迎えた。

 360度を見渡せる日本武道館の中央にメインステージを設け、そこから四方に向かい花道が伸びる構成で行われた宮本の卒業公演。コロナ禍の影響で、アリーナからスタンドにかけてすべての観客が着席のまま見守る中、コール&レスポンスが行えない状況下であっても、観客は緩急ある拍手やサイリウムの光で彼女たちのパフォーマンスに静かな声援を送っていた。

 オープニングSEが響き始めると、会場は宮本のメンバーカラーである紫色の光と拍手に包まれた。

 この日の幕開けを飾ったのは「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」。一人ステージへ立つ宮本の印象的な歌い出しに始まり、彼女が「Juice=Juice行くぞ!」と叫ぶと、他の8人のメンバーがメインステージへ集結して、早くも情熱的なパフォーマンスを展開した。

 続いて「好きって言ってよ」や「プラトニック・プラネット」をしっとりと歌い上げたメンバーたちは、トークを展開。リーダーの金澤朋子が進行を務め、宮本は「声援を飛ばせないぶん、ありったけの拍手を送ってください」と客席に促した。

 その直後に流れたのは、グループの黎明期から歌い続けている「風に吹かれて」。そして、軽快なパフォーマンスで「禁断少女」「愛・愛・傘」「銀色のテレパシー」を歌い上げ、続く「如雨露」の間奏では、メインステージの中心に立つ宮本を、他のメンバーたちが囲み見送るような振り付けを行う一幕もあった。

 その後、メドレーのコーナーでは、宮本と他のメンバーがペアで楽曲を披露する流れに。3月に解散したこぶしファクトリーから加入の井上玲音と歌い上げた「伊達じゃないのよ うちの人生は」にはじまり、加入が新しいメンバーから順番に歴代のハロプロ楽曲を含む8曲をノンストップで完走。

 また、メドレーの最後は、2016年2月期放送のグループ初主演ドラマ『武道館』(フジテレビ系・BSスカパー!)の挿入歌として、初期メンバーの植村、金澤、高木、宮本の4人が、かつての同期であり2016年6月に卒業した宮崎由加も含めた5人でNEXT YOU名義として歌っていた「大人の事情」で締めくくっていた。

 ステージに揃ったメンバーのトークでは、宮本が「メンバー1人ひとりと相談した」とメドレーの選曲過程を解説。さまざまな表情をみせていたメドレーから一変、次のブロックでスタートを飾ったのは強く激しいメロディが目立つ「CHOICE&CANCE」で、間奏では井上がかねてから得意としているボイスパーカッションで、ステージをさらに盛り上げた。

 そこからアーティスト・KANのカバー曲で振り付けもユニークな1曲「ポップミュージック」、「この世界は捨てたもんじゃない」を続けて披露すると、ステージには宮本一人が残った。

 静まった会場の中に流れたのは、彼女の卒業と共に配信されたソロ曲「未来のフィラメント」の幻想的なイントロ。360度を紫の光一色に囲まれたステージで、笑顔をみせながら開放的に歌い上げた。

 その後、入れ替わるようにステージへ進んだ彼女を除く8人のメンバーたち。2日に行われたハロプロの日本武道館公演で初めてパフォーマンスした新体制としての新曲「がんばれないよ」を披露した。 本編も終盤へ近づき、疾走感のある「微炭酸」に続いて、インディーズ1stシングル曲であった「私が言う前に抱きしめなきゃね」や彼女たちのメジャーデビューシングル曲の「ロマンスの途中」と歴史を感じさせる楽曲、「生まれたてのBaby Love」や「泣いていいよ」を流れるように歌い上げ、いったんはステージを跡にした。

 そして、宮本の軌跡をたどる映像が数分間流れたのちに、アンコールがスタート。紫とピンクのドレスを着た彼女が一人で歌い始めた「続いてくSTORY(Shymphonic Version feat.Karin)」の曲中で、自身の卒業についてそっと語り始めた。

 会場などで見守るファンへの感謝を伝えたあと「2008年にハロプロエッグに加入してから12年間、Juice=Juiceとしてメジャーデビューして7年間、本当にたくさんの方に支えられてここまで活動してこられました」とこれまでを振り返った宮本。

 その過程では「後輩がどんどん先にメジャーデビューしてしまったり、メジャーデビューの時に足を骨折してしたり、私の体調が悪く、活動休止をしてしまったり」とファンやメンバーに対して申し訳なさを感じたときもあったが、アイドルとしての自分を支え続けてくれたファンへの感謝もにじませながら「このライブが終わったら私は、宮本佳林としての新しい1歩を踏み出し、人間もパフォーマンスも磨いていきます」と誓った。

 曲が終盤へ向かう直前には、他の8名もステージに登場。彼女を囲むかのように、メンバー一丸となって歌い上げた。その後、宮本が届けたメッセージを受けて、グループを代表して金澤が彼女の卒業に対する思いを述べた。

 宮本との思い出をたどりながら「卒業に対して『寂しい気持ちはない』と言ったら正直嘘になります」と明かした金澤。グループの歴史を振り返りながら「佳林はとても優しい人です」と話した彼女は、後輩たちに思いを巡らせ「既存のグループに途中から加入するというプレッシャーの中で、佳林の優しさや柔らかい雰囲気に救われた子たちはきっと多いはず」と振り返った。

 さらに、宮本は「昔からライブが大好きな人でした」と評価。この日迎えた卒業公演にまでに「『卒業延期をしてでもちゃんとライブをして終わりたい』と言ってくれたとき、佳林らしいなととてもうれしかったのを覚えています」と語り、「これからのソロ活動でも、そんな大好きなライブはもちろん、今まで挑戦したことのなかった新しい世界にも果敢に飛び込んで佳林らしく邁進していってください」エールを送った。

 その後、パフォーマンスへと戻ったグループは「Magic of Love(J=J 2015Ver.)」と「Wonderful World」を熱唱。終演間際に一人だけステージに残った宮本は、360度から見守るアリーナ席からスタンド席のすべての観客へ向けて精一杯手を振り、笑顔のままJuice=Juiceのメンバーとして最後のステージを後にした。

 今回の卒業公演で披露した宮本佳林のソロ曲「未来のフィラメント」は配信中。

■『Juice=Juice コンサート 2020 ~続いていく STORY~ 宮本佳林卒業スペシャル

1:「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?
2:好きって言ってよ
3:プラトニック・プラネット
4:風に吹かれて
5:禁断少女
6:愛・愛・傘
7:銀色のテレパシー
8:如雨露
9:メドレー
・伊達じゃないのよ うちの人生は(宮本佳林・井上玲音)
・アレコレしたい!(宮本・工藤由愛)
・背伸び(宮本・松永里愛)
・Vivid Midnight(宮本・稲場愛香)
・Sexy Sexy(宮本・段原瑠々
・スクランブル(宮本・植村あかり
・ラストキッス(宮本・高木紗友希
・香水(宮本・金澤朋子)
・大人の事情(宮本・金澤・高木・植村)
10:CHOICE&CANCE
11:ポップミュージック
12:この世界は捨てたもんじゃない
13:未来のフィラメント(宮本ソロ曲)
14:がんばれないよ(宮本を除く8人の新体制)
15:微炭酸
16:私が言う前に抱きしめなきゃね(インディーズ1stシングル曲)
17:ロマンスの途中(メジャーデビューシングル曲)
18:生まれたてのBaby Love
19:泣いていいよ
~アンコール~
20:続いてくSTORY(Shymphonic Version feat.Karin)
21:Magic of Love(J=J 2015Ver.)
22:Wonderful World

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