俳優の藤原竜也が主演を務めるドラマ『青のSP(スクールポリス)−学校内警察・嶋田隆平−』(カンテレ・フジテレビ系/毎週火曜21時)の第9話が9日に放送。藤原演じる嶋田が自傷行為をした女子生徒を抱き締めるシーンなどに反響の声が上がった。
【写真】自傷行為をした双葉(唯藤絵舞)、謎が深まる美月(米倉れいあ)、香澄(鈴木梨央)ら女子生徒たち
赤嶺中学では、高校受験の進路指導が始まった。親の期待を背負って芸能活動を行っていた井上双葉(唯藤絵舞)は、自分の才能に限界を感じていた。そんな中でクラスメイトから才能がないと度々からかわれ、ついに感情が爆発した双葉は「そんなの私が一番よく分かってる」といい、黒板に頭を何度も打ち付ける自傷行為をしてしまう。彼女の額からは真っ赤な血が…。それを見た嶋田は「大丈夫だ」と繰り返し、双葉を優しく抱き締め、落ち着かせる。
双葉を迎えに来た母親は、そんな状況でも今日のオーディションはどうするのだと問い詰める。
一方、岡部(遠藤雄弥)による暴行未遂事件の被害者・涌井美月(米倉れいあ)の進路相談にきた父親の態度を見た嶋田は、家庭内に問題があると考え、美月を尾行。すると、図書館では美月と尾崎香澄(鈴木梨央)が建築の話で盛り上がる姿があった。学校ではほとんど話をしない2人。
そんな中、岡部は、勤務先に暴行未遂事件がバレたことで解雇され、婚約者にも逃げられてしまう。不起訴になった木島(高橋克実)を待ち伏せしていた岡部は「なんでしゃべっちゃったんですか? これじゃ約束が違うじゃないですか」と声を荒げ、拳銃で木島を撃つ。事件のことを聞いた嶋田は「もしかして俺たちは、あの2人にだまされていたのかもしれない」と美月と香澄の顔を思い浮かべるのだった。
“毒親”がテーマとなっていた第9話。自傷行為をした双葉を嶋田が優しく抱きしめるシーンに視聴者からは「本当は優しい」「キュンキュンした」「めっちゃかっこよかった」「私もぎゅーってされたい」などの声が続出。