俳優・三浦春馬との交際がウワサされている世界的ダンサー・菅原小春に批判が殺到している。

 菅原は自身のインスタグラムに、ホーム側から撮影された電車の写真を投稿。

JR総武線快速の通勤ラッシュ時と見られ、サラリーマンの男性は頬がガラスに押し付けられている。

 コメント欄には、「あなたの無神経さに驚きました」「第三者を勝手に投稿するなんて常識的にありえません。しかも笑いものにするかのような投稿」「知らない間にこんな写真晒されてる人かわいそう」といった批判コメントが相次いだが、写真は一向に消されず。

 その後、一部ニュースサイトが報じたため、さらに炎上。11日、ようやく画像は削除された。

 だが、現在も「自分は有名人で特権階級、一般人に対しては何をしても許されるみたいな意識なのか?」「こんな人だと思わなかった」といった批判や、三浦の“女性を見る目”を疑う声などが相次いでおり、イメージダウンは計り知れない。


 しかし、実は、問題の写真は、菅原が撮影したものではない。遅くとも2004年の時点で、コミュニティサイト「flickr」に掲載されていることが確認できる。なお、この時、「Crushed Salaryman」というタイトルで投稿した外国人は、写真の説明文に「Look at this poor guy!」(このかわいそうな男性を見て!)などと綴っている。

「外国人からすると、日本の通勤ラッシュは衝撃的であり、ファニーな光景。実際、通勤ラッシュで押しつぶされる日本人を撮り続けているカメラマンも存在し、中でもドイツ人写真家のマイケル・ウルフ氏が有名。しかし、菅原は千葉県出身の日本育ち。
2010年にロサンゼルスに渡ってダンスの腕を磨いたようですが、現在の拠点は日本。そんな彼女が言葉足らずにこの写真を投稿しては、炎上するのも無理はありません」(海外に詳しい記者)

 この騒動について、当サイトは菅原に質問を投げかけた。その回答は以下。

――どこで見つけた写真か?

 ある海外の案件でクリエイティブをしている最中に、みんなで日本の強さの美について話し合って写真を出し合って、検索していたところ出てきた写真です。

――この写真を投稿した意図は?

 日本についての葛藤や、その葛藤のなかにある美しさとは何かというのを海外の方々と話し合って、写真を出し合ってクリエイティブをしていました。

 私自身の中には全くマイナスなことをもたらす意味を持って載せたことではなく。
日本のカルチャーにある1つの美であったり、アートに見えました。

 何を思ってシェアをしていて、誰を傷つけたいという気持ちは全くありませんでしたが、この写真で傷ついた方々がいたのでしたら、心からお詫び申し上げます。

――なぜ削除したのか?

 SNSが当たり前になってしまった今。自分が何かを投稿して、誰かの希望にならないものなら、消去すべきだなと思いました。ご迷惑お掛けしたことを深くお詫び申し上げます。

 サラリーマンが押しつぶされている写真を「日本の強さの美」と表現した菅原。
イメージダウンは食い止められるだろうか?