TBS公式サイトより

 昨年9月にスタートした立川志らくMCのTBS系情報番組『グッとラック!』。番組開始当初は視聴率の低さが話題になることも多かったが、そこから3カ月以上たった現在は、視聴率すら話題にならなくなっている。

「視聴率は完全に“低空で安定”という状態。良くも悪くも、世間から注目を浴びる要素もなくなっていて、相手にもされなくなっています。出演者やスタッフのモチベーションにも関わってくるし、なかなか厳しい状況でしょう」(スポーツ紙記者)

 そんな状況を象徴するかのように、『グッとラック!』の公式サイトの更新も完全に止まってしまった。トップページの「放送内容」という項目は、2019年12月10日を最後に新たな投稿がない。

「普通のテレビ番組であれば、公式サイトで毎回放送内容を告知するもの。スタッフの中にサイト更新の担当者もいるはずでが、『グッとラック!』は更新されていない。

テレビ界の常識からすると、結構、末期的な気がしますね。スタッフのやる気が消え失せているんじゃないでしょうか」(制作会社関係者)

 そもそも『グっとラック!』の公式サイトは、毎回放送内容を告知していたわけではない。放送開始は2019年9月30日だが、放送内容のバックナンバーは11月12日から。その後も、毎回更新されていたわけではない。

「公式ツイッターで番組内容を告知しているので、公式サイトが軽視されるのかもしれないですが、全国ネットの情報番組で公式サイトが放置されるのは、通常ありえない。明らかにスタッフの手が回っていないし、改善される雰囲気もない。

いよいよ終わりが見えてきたということなのでは」(同)

 低視聴率が続くとなれば、何らかのテコ入れがあってもおかしくない。しかし、『グッとラック!』には、そういった雰囲気もなさそうだ。

「立川志らくさんを降板させるのは無理でも、話題のタレントをアシスタントにするとか、あるいはジャニーズ系アイドルを投入するとか、普通の番組であれば露骨なテコ入れもある状況です。でも、それをまったくしないのは、TBSもすでに諦めているということ。志らくさんとの契約期間が終われば、そのまま終了というのが現実路線でしょう。1年契約であれば、来年9月で終わるでしょうが、志らくさんの決断次第では半年で終わりということもありうる。

正直、業界内では“3月で終了”になるという見方も強まっています」(キー局関係者)

 早くもカウントダウン体制に入ったといえそうな『グッとラック!』。志らくが朝の顔を務めるのも、あと僅かの間だろうか。