SixTONES京本大我

〈結局、被写体がカッコよく映らないとさ。ワンカメとか教会にこだわって、俺ら全然カッコよく映ってないじゃん。

(森本)慎太郎とか真っ暗だった。俺らのファンが再生回数回すからさ、“見たい”と思うものじゃないと見てくれないよね。1人1人がちゃんと見えないから〉

 10月末あたりからネット上に拡散されているのは、SixTONES・京本大我と田中樹の会話を録音したとみられる約50秒の音声データ。京本とおぼしき男が、SixTONESの公式YouTubeにも公開されている「Lifetime」のミュージックビデオ(MV)に対する辛らつな意見を展開しているのだ。

「京本はMVの再生回数が伸びていないことに不満を持っており、その理由をMVの演出が悪かったせいだと思っているようです。この意見には、田中とおぼしき男も『そりゃそうよ。

あれ結構ヒドかった』と同調していました。さらに、音声の最後は京本の声で『すごいA.B.C-Zって感じして嫌なんだよね』と締められています。ファン目線でしっかり分析をしている点はプロ意識が高いと好意的に受け取られており、発言内容も他グループとのかぶりを嫌った至極真っ当な意見との見方もされています。しかし一方で、その口調ぶりは旧ジャニーズの中でも最も人気がないとされる先輩グループを暗にディスっているようにも聞こえ、旧ジャニーズファンの間で物議を醸しています」(芸能ライター)

「Lifetime」は曲調がバラードなため、MVではダンスシーンはなく、教会に差し込む光の中でメンバーがしっとりと歌う内容。画面が薄暗い中での引きの映像はメンバーの顔が見えず、ファンには物足りないかもしれない。しかしその分、個々の歌声が際立つ演出にもなっている。

 このMVを手掛けたのは加藤ヒデジン監督。同曲が発表された際には、自身のXにて、「一筋の光が祝福に変わってメンバーを照らすときアイドルの前に一人の人間として歌ってほしいと彼らに伝えました。人生を謳う楽曲が彼らにとって少しでも糧になればいいと思っています」と演出の意図を綴っていたが、残念ながらその思いは届いていなかったようだ。

 そんな加藤氏は、一部アイドルファンにはお馴染みの存在。

「櫻坂46のMV監督を多く務めていますが、とりわけ1stシングル『Nobody’s fault』に収録されたカップリング曲『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』は、グループの楽曲の中でも屈指の人気MVとなっています。実際、再生回数は表題曲を圧倒的に上回っており、むしろこちらをデビュー曲にしていたらもっと売れていたと残念がるファンも少なくなかった。

今回の流出騒動で加藤氏の監督としての評価が下がらなければいいのですが」(音楽ライター)

 ともあれ、SixTONESと加藤氏の再タッグはしばらくなさそうだ。