本作は浅野妙子のオリジナル脚本で描くヒューマンラブストーリー。
前回第6話で、美璃は、病院でのピアノコンサートに向け準備を進めつつ、難しいフレーズで指がもつれ、演奏途中で止まってしまった音大時代のトラウマを思い出しては、不安な日々を過ごしていた。美璃の音大時代の同期・衛藤まりあ(森香澄)は、コンサートの情報を聞きつけ、連絡をするが……。
<第7話あらすじ>
コンサートを成功させピアノ講師に復帰した河野美璃(堀田)は、携帯ショップでのアルバイトを辞め、レッスンの空き時間に青木空(萩原)のキッチンカーで働き始める。空と一緒にいられる今を大切に見つめていこうとする美璃。
美璃と共に生きる未来のために、ダブルワークを始める空。無茶をし過ぎではないかと心配する遠山保(風間俊介)に、空は「記憶が戻ってから、楽しいことも多いけど、苦しいことも多くなりました」と本音を告白する。空の言葉に親身に耳を傾ける保。実は、その保にも大きな転機が訪れており……。
そんな中、何の前触れもなく、東京から美璃の母・ゆかり(加藤貴子)が訪ねてくる。