恋に不器用なカタブツのアラサー男と、ピュアで一生懸命で恋愛偏差値「3」の女子高生が、時に衝突し、時に助け合う事で互いを認め合い成長していく、ドキドキ年の差ラブコメディ。
先週放送された第8話では、園田美己(高橋ひかる)は松永純(中島)の元カノで担任教師の小林夏未(若月佑美)から「まだ純が好き」と宣戦布告される。さらに北条凌(藤原大祐)からも「松永さんには、ハッキリ『好き』って言葉にしないと伝わらない」とアドバイスを受け、恋の悩みが深まる中、美己は祖母が手術を受けることを知り動揺する。「ミーコの方が大事と思ったから」と美己の不安を拭うために、和歌山まで夜通しで車を走らせてくれた松永。仕事よりも自分を優先してくれたと知り、松永への思いが溢れてしまった美己は、思わず「私、松永さんが好き……」と泣きながら告白してしまう。
中島は、第9話について「出会いと別れの春。
また、これまでも多くの作品で主演し、『リビングの松永さん』の座長も凛と務めてきた中島に、改めて“座長”の意識について聞くと、「自分にとっての大切な時期をこのドラマで過ごして、この現場を特別に感じています。今までは、“座長”は“周りに頼らない自分”っていうのを正解だと捉えていたけど……僕は、今は、その真逆です。どっちかっていうと、みんなに頼るし、自分一人で無理して何かをやり遂げるとかはもうやらない。
<第9話あらすじ>
松永純(中島)が、自分のために大事な仕事をフイにしたと知った園田美己(高橋)は、うれしさと申し訳なさから、思わず「私、松永さんが好き」と告白。しかし、あまりに突然のことに松永は困惑し、シェアハウスに戻ってからも2人の距離は近づくどころか、気まずい空気が流れる。
そんななか美己は、服部あかね(大久保桜子)がインド人の恋人・サンジェ(加藤諒)からプロポーズされたことを知る。
結局、あかねはシェアハウスを出てサンジェと結婚することを決め、2人で夢だったカレー店をオープンするという。当然、松永や鈴木健太郎(向井)は送別会を計画するが、開店資金のためか、結婚式を挙げないという決断をしたあかねのことが気になる美己と大貫朝子(黒川智花)は、サプライズで手作りの結婚式をしようと提案する。
一方、美己が松永に告白したことを知った北条凌(藤原)は、戸惑っているとはいえ、どうも煮え切らない態度の松永に、あることを告げる。凌の言葉に覚悟を決めた松永は……。