ウェイクは2014年11月に発売。
【画像】ウェイクの内外装
2016年6月にはウェイクをベースに開発した商用モデルのハイゼットキャディーをリリース。同車は2人乗り150㎏積みで、後に発売される4人乗り350㎏積み(4人乗車時は200㎏積み)のホンダNバンに大きく水をあけられた形になり、一足早く2021年3月末で生産終了していた。
そして今回、ウェイクも登場から7年9カ月で生産を打ち切る。ウェイクは2014年の発売から22年6月までに約21万8300台を販売。デビュー翌年の2015年には月間平均で約4200台売れたが、近年は約1000台程度になっていた。
ダイハツでは生産終了の理由を明らかにしていないが、販売台数などを勘案して法規対応を実施しなかったようだ。販売現場では車中泊などレジャーにも使える軽キャブオーバーモデル(商用車登録)の「アトレー」で、ウェイクの抜けた穴をカバーしていくようである。
また、ウェイクをベースにトヨタにOEM供給している「ピクシスメガ」についても同日の8月11日に生産終了となることを明らかにした。
〈文=ドライバーWeb編集部〉