【画像】ワイドトレッド化された新型トライトンの競技車
チーム三菱ラリーアートは、昨年開催されたAXCRにフルモデルチェンジしたばかりの「トライトン」3台体制で参戦。チャヤポン・ヨーター選手(タイ)が総合3位に入賞した。また、2台以上のエントリーですべての車両が完走し、うち上位2台の合計タイムで順位が争われる「チーム賞」も獲得。
排気量が大きく、動力性能が勝る競合車に対し、「トライトン」は軽快なハンドリングと高い信頼性で対抗。今年のAXCR参戦車両では、各部の熟成を図るとともに加速性能と走破性を強化。ポテンシャルを高めて必勝態勢で挑むという。
チーム三菱ラリーアートの総監督、増岡 浩氏は下記のようにコメントしている。
「昨年は『トライトン』が過酷なアジアクロスカントリーラリーでも堅牢性、耐久性に優れていることを確認できましたし、軽快なハンドリングと高い悪路走破性は強みであることを再認識しました。ニューモデルで2回目の参戦となる今年は、大排気量の競合車と互角に戦えるよう動力性能を強化するとともに、ワイドトレッド化でさらに走破性を強化して臨みます。チーム三菱ラリーアートは、王座奪還に向けて始動します。ご声援をよろしくお願いします」
AXCRは、アセアン最大規模のクロスカントリーラリー。
日本でも発売となった新型トライトン。ワイドトレッド化されるなどポテンシャルを高めたトライトンで王座奪還なるか!?
〈文=ドライバーWeb編集部〉