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話題沸騰のアニメ「放浪息子」を観た、死ぬかと思った

ああ、どうしてぼくは女の子になれないんだろう。
女の子ってなんだろう。
 
志村貴子原作の「放浪息子」がアニメ化されました。
原作もそうですが、物語の起承転結は非常に分かりづらい上にキャラがいっぺんに出てきます。その上原作は小学生の話から始まっているのに、アニメに至っては全部ぶっとばして中学生編からですよ、未読者置いてけぼり状態?
ところがtwitterなど見ていると評判が異常に高い。……おや、どういうことだ。
そして、ぼく(原作既読)はこのアニメを見ました。
なるほど。開始三十秒で分かりました。
キャラクターと目があった瞬間。
死ぬかと思った。
 
すごく大雑把に話すと、二鳥君という「女装をしたい男の子」と高槻さんという「男装をしたい女の子」の物語です。しかしハラハラしながら女装しては泣き崩れ、好奇の視線と戦いボロボロになるんです。男性が好きだから女性になりたいとかの恋愛感情とは別次元。「女の子」像に、「男の子」像に憧れている少年少女の、傷だらけの青春模様がびっちりつまっています。
例えば、お姉ちゃんの洋服を自室で着ているシーンがあります。しかしお姉ちゃん(声は水樹奈々)は弟の女装を見て叫ぶのです。「くさくなる」「気持ち悪い」と。
気持ち悪い。
満身創痍な少年の感情が、表情や背景描写から吹き出します。
心に傷を負った子供たちが、水彩タッチで動いてしゃべる。話自体は原作を読んでないとかなり難解で、一回見て全部は理解しづらいです。しかし多くの人が「よくわからんけどすさまじい感情の波が来たぞ」とこのアニメ見て驚いていたのです。
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