また、よる7時からは『超緊急特別ドラマ企画』として感動の名シーンを振り返る。
「コアハートに問題はなかった」って本当ですか

貴船教授(世良公則)の悲願である「コアハート」の臨床試験が開始。
ところが記念すべき一人目の患者は手術中に容態が急変、死亡してしまう。
本来であれば死亡原因についてとことん調査が行われるべきだ。
しかし貴船は「初期対応に問題はあったものの、事故死ではなく病死。無論コアハートには一切無関係」とし、弟子の巻田を怒鳴りつける。
サヤマ製作所社長・椎名直之(小泉孝太郎)と日本クライン社員(平岳大・瀧川英次)も「天地神明にかけてもコアハートに問題はなかった」とキッパリ。
恐怖に震える研修医の葛西(中村歌昇)が本当に気の毒だった。
美人ジャーナリスト・咲間倫子登場
コアハート自体に問題があったのではと疑う弟子の巻田(横田栄司)。
夫の医療事故をきっかけに医療フリージャーナリストになった咲間倫子(高島彩)に情報を流す。

佃たちは、咲間が持参した設計図のコピーを見て愕然とする。
かつて山崎(安田顕)が設計したものを、元・社員の中里(高橋光臣)が持ち出し、ライバルであるサヤマ製作所に渡していたことを確信したのだ。

一方その頃、馬鹿野郎こと中里。
転職したサヤマ製作所で 横田(バカリズム)から「(現・担当者が)品質の安定しないものを日本クラインに納品しているんじゃないか?」と聞かされたり、椎名社長(小泉孝太郎)から「もし間に合わなかったら一生技術者として生きていけないよ。
ガウディの試作品完成!どうなるガウディ計画
Pmea事前面談当日。
Pmeaとは医療器具等の審査機関で、ガウディ計画を進めるために絶対審査をパスしなくてはいけないのだ。
しかし裏で貴船教授と癒着しているPmeaの滝川(篠井英介)は あいもかわらずネチネチと難癖を付け、せっかく完成したガウディの試作品を見ようともしない。
ここで立花洋介(竹内涼真)が涙ながらに思いを訴える。
病気で苦しむ子どもたちのために日夜開発を進めてきた立花の熱い言葉に、審査員たちの表情が変わった。

だが滝川はネチネチ攻撃をやめない。
佃は奥の手、咲間から渡された情報である<貴船教授と滝川の癒着>を指摘する。

この証拠写真とレコーダーによる反撃方法は佃社長っぽくない気もしたけど、目には目を歯には歯を、といったところか。
「夢を叶えるためなら、カッコなんてつけてられないの!」と就活のために大量のお守りを持つ娘・利菜(土屋太鳳)の言葉も重なる。
佃社長VS椎名社長のバチバチ直接対決
佃たちは真実を突き止めるために、椎名のもとを訪れ、疑問をぶつける。
コアハートの設計図は中里が佃製作所から持ちだし、サヤマ製作所が利用したのではないか?
コアハートは不完全なまま臨床治験がスタートしているのではないか?
もちろん椎名が正直に話すわけはない。
「そこまで言うんだったら証拠見せてくださいよ。

正直者は馬鹿を見る…なんて言葉があるけれど、そんなの絶対間違いだ。佃たちはどんな反撃を見せてくれるのだろう。
『下町ロケット』最終回、いよいよ今夜!
(小西りえこ イラストも)