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「監獄のお姫さま」2話。小泉今日子が女囚に堕ちた地獄。男の恐ろしいほどの無理解と女たちの友情と連帯

「監獄のお姫さま」2話。小泉今日子が女囚に堕ちた地獄。男の恐ろしいほどの無理解と女たちの友情と連帯
イラスト/まつもとりえこ
       
小泉今日子主演、宮藤官九郎脚本の火曜ドラマ『監獄のお姫さま』。満島ひかり、菅野美穂、坂井真紀、森下愛子、夏帆、伊勢谷友介ら豪華キャストで送る「おばさん犯罪エンタテインメント」だ。先週放送された第2話からググッとアクセル踏みこんできた様子。視聴率は第1話とまったく同じの9.6%だった。

作業服は「秋のジェイルウェア」!


第1話では、馬場カヨ(小泉今日子)、“財テク”こと勝田千夏(菅野美穂)、“先生”こと若井ふたば(満島ひかり)、“女優”こと大門洋子(坂井真紀)、“姐御”こと足立明美(森下愛子)が、“姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)に無実の罪を着せたイケメン社長・板橋悟郎(伊勢谷友介)をわちゃわちゃしながら誘拐・監禁するまでが描かれた。これが2017年12月24日の夜のこと。

そしてグイーンと遡って2011年の秋。第2話では、馬場カヨの過去を通して、男の恐ろしいほどの無理解と女たちの友情と連帯が描かれた。

馬場カヨが収監された「自立と再生の刑務所」は、所長の護摩はじめ(池田成志)曰く「意識高い系ムショ!」。たとえば、受刑者たちが着ている作業服は押切もえデザイン。本人が映像で受刑者たちに語りかけるが、「犯罪者のみなさーん」とか「秋のジェイルウェア」など言葉のチョイスがキレキレ。「思わずお出かけしたくなるような」に受刑者から「お出かけできねえよ!」とツッコミが入るのもおかしい。

笑いの成分が強めのシーンの後には、登場人物の心の襞が垣間見えるシーンが待っている。基本的にこの繰り返しで、リズムが激しくなるにつれ、見ているほうは感情のアップダウンが忙しい。馬場カヨが犯した罪は、不倫した夫への殺人未遂。しかし、馬場カヨは所長や若井たちの前で「後悔はしています。でも、心から反省しているかと問われれば、今はわかりません」と漏らす。この言葉は、重い。

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「「監獄のお姫さま」2話。小泉今日子が女囚に堕ちた地獄。男の恐ろしいほどの無理解と女たちの友情と連帯」の みんなの反応 2
  • 匿名さん 通報

    コバックで働いてそうだ 60代の暴力団茶髪オバさん

    1
  • 匿名さん 通報

    タダの役柄でしょ?

    0
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