遊助 まさか自虐で「市長の息子です」と言う日が来るとは(笑)/インタビュー3

■遊助/シングル『雑草より』インタビュー(3/3)

――インタビュー2より

今年のツアーで特に思い出深い場所ベスト3
――選べないとは思いますが、今年のツアーで特に思い出に残っている都市ベスト3を選ぶなら?

遊助:豪雨に見舞われた福岡はプライベートで朝倉市に行ったことがあったから、その思いや、福岡頑張れっていう意味でぐっときたのはあったし、「History V」は震災のことを書いているから東北の仙台公演も忘れられないよね。あと、広島はいちばんぐっと来たんだよね。震災以降、初めて歌った2011年にライブをやった場所で、こんな中でも歌ってもいいんだって思わせてくれたから。大阪は毎年、めちゃくちゃ盛り上がって楽しいしね。

――すでに4都市出てますが(笑)。

遊助:笑い話にするなら、2位が横須賀。まさか自虐で、親父が観に来ている会場で、「市長の息子です」って言う日が来るとは思わなかった(笑)。昨年も来てたんだけど、その頃は親父が市長になるなんて夢にも思わなかったもん。みんなもびっくりしてたけど、俺が一番驚いた。市長選に出るってことは春に相談されたの。だから超最近だよ。何してくれてんだよ!って思ったけどね(笑)。まさかNHKで自分の親父を見ることになると思わなかったし、なんか不思議。市長ともなると、プライベートも何もないよ。市外に出るときも、車を運転するときも申請を出さなきゃいけないし、前みたいにツアーに頻繁に来れなくなったし。

――市議会議員でやってらしたお父さんが急に大都市の市長ですもんね。

遊助:そう、急に。普通の親父が(笑)。相談された時は驚いて、市議会議員が3,000票で当選するのに対し、市長は10万票だよ? どうしたら3,000票が10万票になるの!? って。

――お父さんの“雑草魂”見せられちゃいましたね。

遊助:(笑)。まぁでも、60を過ぎてやりがいのあることがあるのはいいことだし、まいっかって。応援してます。

――では1位は?

遊助:1位はやっぱり200回公演(大宮)かな。通過点だからあまり考えないようにしようと思っていたけど、やっぱり数字がよみがえらせるっていうか。数字の区切りがあった時にちらっとこれまでを振り返ると、めちゃくちゃやってきたなって。当たり前だけど、自分の曲を耳にしてくれたり、CDを買ってくれたり、ライブに足を運んでくれる人がいなければこんなに続けられないし、CDも出せないし。自分の活動を支えてくれるスタッフがいて、チームの仲間がいて、役者の活動とか、違う分野の人たちも、自分が歌を歌っている間、穴をあけるわけだからめんどくさい部分もたくさんあると思うんだけど、俺の知らないところで俺をフォローしてくれて。そういうことを考えると、200回やったんだな~っていろんなことがよみがえって来て……打ち上げで泣いちゃった。ちょっと自分が誇らしく思えました。

――インタビュー1へ



≪リリース情報≫
■23th Single
『雑草より』
2017.11.15リリース




■Live DVD / Blu-ray
『遊助「LIVE TOUR 2017「星」~あの・・星に願いを込めたんですケド。~」』
2017.12.20リリース



≪ライブ情報≫
【ハウステンボス COUNT DOWN 2017-2018】
2017年12月31日(日)長崎・ハウステンボス

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