脚本:福田 靖
演出:渡邉良雄
音楽:川井憲次
キャスト:安藤サクラ、長谷川博己、内田有紀、松下奈緒、要潤、大谷亮平、
桐谷健太、片岡愛之助、橋本マナミ、松井玲奈、呉城久美、松坂慶子、橋爪功、瀬戸康史ほか
語り:芦田愛菜
主題歌:DREAMS COME TRUE「あなたとトゥラッタッタ♪」
制作統括:真鍋 斎

64話のあらすじ
昭和23年。「たちばな栄養食品」が東京進出するにあたり、広告をうつことに。
世良(桐谷健太)の考案で、萬平(長谷川博己)が看板モデル、福子(安藤サクラ)が宣伝放送のナレーションを担当することになった。
こうして東京で販売をはじめた萬平印のダネイホンは売れに売れて、デパートにまで卸すことになり、福子は大喜び。
疲れて帰ってきた夫を笑顔で迎える妻
今週は21%台をキープし、絶好調の「まんぷく」。
64話の冒頭は、萬平がモデルになることを拒む中、私がやってもいいと何度も何度もいうがまったく相手にされない鈴(松坂慶子)の一幕。
それから、いよいよ、広告の撮影と録音。
64話は安藤サクラの熱演が光った。
原稿を震える声で読むところ。手も震えていた。
あっあっあっあっと声を整えるところ。
開き直って読むと、すごくうまいところ。
撮影でうまく笑えない萬平を持ち上げるところ。「はいっ」がファイッ(ト)にも聞こえる勢い。
今週は、ふだんの口調もときおり大人ぽくなってきて、安藤サクラには演技の引き出しがたくさんあり、
いろいろ工夫しているのだなと感じる。
今日の神部とタカちゃん
「あさイチ」で華丸大吉が「あの子 ダネイホン?」と言っていたのが、面白かった。
神部(瀬戸康史)が大阪と東京、遠く離れたタカちゃん(岸井ゆきの)に手紙を出そうとポストに入れると、
かちあってしまう。
その名は、谷村美代子(藤本泉)。
冬の寒さを表すためにふっと手に息をはきかける仕草がまた、キャッチーで。
タカちゃんはタカちゃんで、忠彦(要潤)が「これからの世の中、女にも高等教育が必要だ」と大学に行けと言い出す。タカちゃんは大阪帝大にいけるくらいの学力があるらしい。
神部とタカちゃんの遠距離恋愛に一波乱あり?
やっぱり萬平福子
「僕の夢じゃない」
「僕と福子の夢だ」
と萬平さんと福子のラブラブっぷりも凄まじい勢い。
やっぱり 愛が地球を救う のかもしれない。
練習している福子の隣に座ってあまり役に立たないアドバイスする萬平の2ショットが自然でいい感じだった。
(イラストと文/木俣冬)
連続テレビ小説「まんぷく」
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
朝夕、本放送も再放送も オールBK制作朝ドラ
「べっぴんさん」 BS プレミアムで月〜土、朝7時15分から再放送中。
64話
「あさが来た」 月〜金 総合夕方4時20分〜2話ずつ再放送
31話
32話