理人の名言。あれはキュンとくるでしょう!
小暮也映子(波瑠)、加瀬理人(中川大志)、北河幸恵(松下由樹)の3人で参加した発表会は惨憺たるものだった。まぁ、始めたばかりだから当然といえば当然。
北河幸恵(松下由樹)は「練習しましょう」とふたりを自宅へ誘う。
夫は出張、姑は温泉旅行。ピアノが弾ける小学5年生の娘も交え楽しく過ごしていた。也映子が買った大量の手土産(マカロン・まんじゅう・たこ焼き……丸いものばっかり!)にもウキウキ感が伺える。
しかし、突然姑(夏樹陽子)が「温泉なんて一泊で充分だわ」と帰宅。
「あれ絶対、わざと……」
いつも明るい幸恵の顔が曇り、涙がにじむ。ポロポロと溢れる。
「悔しい。今日、すっごく楽しみにしてたのに。もっともっと楽しくなるはずだったのに」
理人が幸恵に声をかけた。
「楽しかったです!だから泣いてはダメですよ、北河さん。楽しく終わりましょう」
「それにもし、わざとだったとしても。楽しくしてればこっちの勝ちだ」
理人、お前そんな優しい顔するんか!キュン……!!

立ち直っていないことに気づく年上、気づかない年下
也映子「バイオリンも習ったし発表会も出たし。ドレスも売ったし。前に進めてるって思ってたんですけどね。立ち直れてるなんて思い上がってたのかな」