主人公の小暮也映子を演じるのは波瑠。2017年『あなたのことはそれほど』と同じく、いくえみ綾の同名コミックが原作。演出も『あなそれ』チームが再集結した。脚本は『きのう何食べた?』『透明なゆりかご』『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命―THE THIRD SEASON』などを手掛けた安達奈緒子。
先日第1話の試写会に行ってきたが(→試写会レポ)、おもしろかった!この秋の目玉になると思う。
「原作知ってるわ」という人も
“年齢も立場も違う3人。バイオリン教室がなければ多分出会うことのなかった私達3人(原作コミック より)
年齢も立場も、悩みも事情もそれぞれ違う3人がバイオリン教室に通いながら交流を深めていく。
試写の第1話ではコミックスの1巻がほぼ描かれたが、コミックスには無い「ぐっ」とくるシーンもあったので「原作知ってるわ」という人もぜひチェックを。

主人公・小暮也映子(波瑠)は訳あって無職の27歳。
加瀬理人(中川大志)は大学生、19歳。
北河幸恵(松下由樹)は小学5年生の子供がいる専業主婦、46歳。
ちなみにタイトルになっている「G線上」はバッハ作曲の「アリア」をヴァイオリニストのアウグスト・ウィルヘルミが編曲した「G線上のアリア」から。ヴァイオリンの一番太い弦、G線のみで演奏ができる。
(イラストと文/まつもとりえこ)