窪田正孝、三池崇史監督と約10年ぶりのタッグ 海外でも話題の映画『初恋』で感じたものとは?
(C)2020「初恋」製作委員会

主演・窪田正孝×監督・三池崇史が約10年ぶりにタッグを組み、数々の海外映画祭に招待されるなど、話題の映画『初恋』が2月28日(金)より公開となる。

窪田が演じるのは、天涯孤独のボクサー・葛城レオ。試合後の検査で余命いくばくもないことを宣告され、放心状態になっているときに、父親の借金のためにヤクザから追われるモニカ(小西桜子)を不意に助けてしまったことから、騒動に巻き込まれていく。

『初恋』という甘いタイトルからは想像もつかない、ヤクザ、刑事、マフィアが入り乱れ、それぞれのキャラクターが己の欲望をむき出しにして戦う中で、レオの運命はいかに――。ジェットコースターに乗っているかのような展開の果てにたどり着く『初恋』とは、どのようなものなのか?
窪田正孝、三池崇史監督と約10年ぶりのタッグ 海外でも話題の映画『初恋』で感じたものとは?
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エキサイトニュースでは、窪田正孝にインタビュー。10年ぶりとなった巨匠・三池崇史監督との再タッグへの想いや、やってみたかったというボクサー役の舞台裏、海外の映画祭で感じたことなどを、じっくり語ってもらった。

取材・文/瀧本幸恵 ヘアメイク/及川美紀(NICOLASHKA) スタイリスト/菊池陽之介

約10年ぶりの三池崇史監督とのタッグ


窪田正孝、三池崇史監督と約10年ぶりのタッグ 海外でも話題の映画『初恋』で感じたものとは?
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――約10年ぶりに三池監督の作品で主演されましたが、今回のオファーを受けたときの気持ちを聞かせてください。

“10年”というものが、僕の中には大きくありました。10年前の仕事(ドラマ『ケータイ捜査官7』テレビ東京系/2008~09年)から今に至って、そのタイミングでいろんなものが重なって、また三池さんからお仕事をいただくのは、縁というか、たまたまという言葉では片づけられない何かがありました。勝手に運命なのかな? って思ったりもして。なので嬉しい反面、怖さもありました。

それで、台本を読ませてもらったのですが、すごく楽しく、緩急があり、エンターテインメントの力を強く感じて。自分にどこまでできるのかわからないですけど、できる限りのことをやってみたい、という想いでオファーを受けさせていただきました。

――タイミングが重なって、というのは?

ジェイク・ギレンホールが主演した『サウスポー』(15)という映画を観てからボクサー役に憧れていて。マネージャーさんに「ボクサー役をやりたいです」って言ったら、間もなくして今回のお話が来て、しかもそれが三池さんとのお仕事だったんです。

――10年ぶりに主演として三池監督の現場に入られて、改めて感じるところはありましたか?

いろいろありましたね。車で逃げ回るカーアクションのシーンだけで、一週間ぐらいかけて撮ってました。ホームセンターの駐車場でのシーンも2、3日かけて、あの建物の中を車でぐるぐる回りながら、いろんなアングルから撮って。とても臨場感があったんですけど、そこは三池さんが全面的に信頼されているスタッフの方々が、それぞれの仕事を全うされているから、あんな映像が撮れるんだなって、痛感しました。

男の人の撮り方がカッコイイんですよね。男を知っているからこそなのか。三池さんが男性を撮ると、全く違う画になるな、っていうのは、毎回思うところです。
窪田正孝、三池崇史監督と約10年ぶりのタッグ 海外でも話題の映画『初恋』で感じたものとは?
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――三池さんにこの10年の自分の成長を見せたい、という想いもあったんじゃないですか?

そういう意識はありました。でも10年前と違う自分を出そう、とか思っている時点で、それは叶わないことだとも思うので、どこか気にしないようにしている自分もいました。

ただ、今回良かったのが、相手役の桜子ちゃんが、まさに10年前の自分と同じ立ち位置だったんです。監督が彼女に演出していることが、当時の自分にオーバーラップして。10年前の自分は自分のことだけでいっぱいだったけど、今の自分は彼女がどれだけ気持ちよく自分を出していける環境を作れるか、ということができるんじゃないかと。一緒に芝居をする相手として、彼女が一番よく見えるように、ということを心がけていました。そしたら、監督もそこを見てくださっていたみたいで。それは、10年前には見せられなかった部分かなって思います。

三池さんとはこの10年でどうだった、みたいな話はしませんが、僕も色々な現場を経験して、自然と三池さんと話せることも変わってきて。いかに当時の自分が子供だったかを実感できたところもありました。

――三池さんと話せることが変わってきた、というのは?

当時は三池さんを意識し過ぎていたんだと思います。知らない間に自分からバリアを張ってしまっていたところが、自然と溶けてきて。今回、いくつか海外の映画祭に一緒に行かせてもらったりもしたんですけど、この作品がなんで映画祭にいけたのか、とか、どうやって作ってきたのか、とか、その過程をフランクに話してくださったりもして。それはすごく嬉しかったし、10年前とは一番違うところかなって思います。

天涯孤独のボクサー役は猛獣のような感覚で演じた


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――葛城レオは、天涯孤独のボクサーという役どころでしたが、演じる上で軸としていたところはどこですか?

基本的に周りに巻き込まれていくキャラクターなので、動物的というか、あんまり自分からは発信していかない感じで、すがるものも自分の拳しかないから、人を信用してない感覚は意識して持つようにしていました。ライオンのような、猛獣の感覚。狩りのときは牙をむくけど、それ以外のときはじっとしている。人に迷惑をかけず、言われたことを言われたようにやる。物語が進むにつれてどんどん変わっていく人でもあるので、その変化を出すためにも、基盤は極力アウトローで、人間らしさがない人になるようにしていました。

――そんな葛城が一晩でいろんな経験をして、結果的にタイトルになっている『初恋』という想いにたどり着いていくわけですが。

正直、この映画、『初恋』っていうタイトルなのか?って感じはあるんですけど(笑)。でも、いろんな出来事があって、いろんな人たちが目の前で命を燃やしていって、その中で、あの最後の1カットにすべてを託していく。そのときの想いがこの『初恋』という作品の象徴になっているんですよね。

この作品はキスをするとか、いわゆるラブシーンで男女を描くという形で“初恋”を表現してはいなくて。でもその方が自分の中ではしっくりくるものがあったんです。だって、普段生活していて、人前でイチャイチャすることとかってないじゃないですか。だから芝居ですけど、人前でキスをするとかっておかしな話だなって思うんですよね(笑)。

これは“初恋”とは程遠い、古き良きヤクザとか、そういう人たちの関わりから、一つ運命の花が咲いたという見せ方をしていて、僕はそれがすごく好きでした。実際の現場では、僕はヤクザの方々のやり取りとかは見れていなかったので、そこは想像するしかなかったんですけど、上手く編集してくださって、気持ちを、命をつないでくれたと実感できたので、それはよかったです。
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――やってみたかったというボクサー役はどうでしたか?

撮影に入る1か月くらい前からトレーナーさんについてもらって、ジムで打ち込みをして、空き時間は自分でジムを探して行ったりもしました。縄跳びとか、基礎体力からつけていったので、後半の方になると体も大きくなっていって。

あと、ボクシングのシーンは、もしかしたらも考えて撮影期間の後半にやったんですよ。確か、他の皆さんがクランクアップしてから、試合とジムでのシーンを撮ったんです。だから、撮影期間も体を作る時間に費やせました。

――苦労したところは?

2日間連続で、試合とジムのシーンを撮ったところはきつかったですね。試合は相手が本当のプロの方で。目がマジだったんです。そこは役者さんでよくないか?って思ったりもしましたけど(笑)、三池さんは本物が好きなので。

あと、相手の方は変わっていくんですけど、僕はずっと、朝から晩まで試合してるから、リアルに汗もかいて、疲れていく姿が画に出ていて、そういうのが生まれたのはよかったなと思いました。しかもそれをカッコよく撮っていただいて。大変でしたけどね(苦笑)。

死を感じられるときほど、燃えるものがある


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――カーアクションのシーンは臨場感もありながら、大伴(大森南朋)、加瀬(染谷将太)、モニカとのやり取りのテンポが良くて、観ていてとても楽しかったのですが、現場はどんな感じだったんですか?

道路を貸し切ってやらせてもらったんですけど、車の動きを撮っているときは待ち時間だったので、寒い時期だったのもあって、みんなで火を囲みならがしゃべったりしていました。車に乗り込んで撮るときは、基本的に一番後ろのトランクのところに三池さんがいて。三池さんも思いっきり揺れる車の中で、モニターを持ちながらやっていました。

ミニバンの中での撮影だったので、目線の関係でその場にいられないカットもあって、段取りを一回やって流れをつかんだら、あとはやってみましょう!っていう感じで。毎回、全力で車が振り回されるからリアルでしたね。時間的にも夜中に撮って明るくなったら帰りましょうっていう感じだったので少し感覚が麻痺していました(笑)。

あのホームセンターも普通に今も営業しているところなので、閉店してから撮影をして、開店の頃には血のりとかをきれいに拭いて、何もなかったかのようにして出て行くというのを数日やって。それを三池さんが一番楽しんでやられていた印象がありました(笑)。

――段取りが一回とかしかできないと、あのテンポ感もぶっつけ本番的な感じですか?

そうでしたね。エンディングの運転しながらの内野さんとのシーンも、助手席の桜子ちゃんと運転席の僕とで相手がいない中で演じなくてはいけないカットもあって。お互いにどんな顔をしているかわからない中で撮っていたこともありました。

あとは、電車のシーンもリアルでしたね。モニカにしか見えないという幻覚も、僕にはホントに見えない感覚でやれていました。あのシーンは常に側に三池さんがいて、桜子ちゃんの芝居をモニターを通してですけど、じっと見ながら撮っていたんですよ。普段はモニター席の向こう側にいる監督が、視界の中にいるってなると、全然違うものがあるって。こっちも燃えるものがありました。
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――モニカを守るために満身創痍で闘うシーンもありましたね。

死が感じられるときほど、燃えるものがあるというか。ここで負けたら終わり、っていう感覚は、逆に生きてるっていう実感を持ってやれました。そこは芝居の世界ではあるんですけど、血走ってくるものはありますね。

ああやって対峙すると、役としてもそうですが、その人が生きてきたものが出るんです。内野さんと対峙したときも、錯覚を起こすというか。権藤なんですけど、その奥にある、内野さんが生きてきたものが滲みでてくるのが感じられて、ゾクゾクしました。隙を見せたら食べられちゃうんじゃないか、というくらいの危機感を覚えましたね。

海外の映画祭に「次は僕が三池さんを連れて行きたい」


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――今作は多くの国際映画祭にも出品されましが、海外からの反応はどう感じていますか?

映画祭では三池さんが海外に何度も行かれているので、質問も三池さんへのものが多くて、“世界の三池”を目の当たりにして、すごいというか、視野が全然違うなと感じました。正直、三池さんは相手にしているマーケティングが違うのかも、と思った部分もありました。

カンヌの監督週間も三池さんの名前で呼ばれているので、僕が何かできたとは思っていないですけど、その作品に携わることによって、海を越えた、自分のことを知らない人たちに観てもらえるというのは、すごく気持ちのいいことなんだ、というのは感じました。上映後にはスタンディングオベーションが起こったりもして。喜びもありつつ、少し欲が出ました。いつになるかわからないけど、次は僕が三池さんを連れて行きたいなとか、勝手に思ったりしました。

Netflixとかで、日本の映画が海外でも観られるというのはあるかもしれないけど、賞を獲ったり、招待されるということに、それだけの価値があることを実感しました。自分がハリウッド映画に出たい、とかではなくて、日本の映画の良さを作っていかないとダメだなと思いました。昔と比べると邦画を映画館に行って観るっていうのは、盛んではないと思うし、それを回復させるのは難しい部分があるけど、難しいっていう言葉で片づけたくはないなと。微力でも僕にできることをやって、面白いと思える人たちと作品を作っていく中で、それが世界に認められるというのが一番の理想だなと思っています。
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――最後に少しプライベートなことも伺いたいのですが、窪田さんが今でも好きなものに、初めて“恋した”初恋の瞬間のエピソードを教えてもらえますか?

車やバイクなど乗り物が好きなんですけど、きっかけは兄弟の存在が大きくて。兄が原付の免許を取って、バイトで貯めたお金で新車を買って、家に乗って帰って来たんですよ。たぶん僕が12歳とか、中1くらいだったと思うんですけど、あの瞬間は忘れられないです。もう衝撃でした。

父も車には乗っていたんですけど、最初から乗っている大人という感覚で、一緒に育った兄が先にそれをやったのが、僕は羨ましくて仕方なくて。あの瞬間は完全に初恋だったと思います。もう落ちました(笑)。古い一軒家に住んでいたんですけど、その庭に、どーんとキレイな原付バイクが来たときの衝撃は忘れられないです。大きくなって、そのまま僕が譲り受けて、大切に大切に乗ってました。

プレゼント応募要項


映画『初恋』の公開を記念して、窪田正孝さんの直筆サイン入りポラを抽選で1名様にプレゼントいたします。

応募方法は下記の通り。
(1)エキサイトニュース(@ExciteJapan)の公式ツイッターをフォロー
(2)下記ツイートをリツイート
応募受付期間:2020年2月28日(金)~3月13日(金)18:00まで

<注意事項>
※非公開(鍵付き)アカウントに関しては対象外となりますので予めご了承ください。
※当選者様へは、エキサイトニュースアカウント(@ExciteJapan)からダイレクトメッセージをお送りいたします。その際、専用フォームから送付先に関する情報をご入力いただきます。
※当選した方に入力いただく情報はエキサイト株式会社がプレゼント発送に使用するものです。また、提供された個人情報は、同社サービスに関する連絡に限定して利用されます。
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(エキサイトニュース編集部)

作品情報


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映画『初恋』
2月28日(金)全国ロードショー
出演:窪田正孝、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー
三浦貴大、藤岡麻美、顏正國、段鈞豪、矢島舞美、出合正幸
村上 淳、滝藤賢一、ベンガル、塩見三省 ・ 内野聖陽
監督:三池崇史
脚本:中村 雅
(C)2020「初恋」製作委員会
公式サイト:https://hatsukoi-movie.jp/

ストーリー
欲望うずまく新宿・歌舞伎町。天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)は稀有な才能を持ちながら、負けるはずのない格下相手との試合でまさかのKO負けを喫し、試合後に受けた診察で余命いくばくもない病に冒されていることを告げられた。

あてどなく街を彷徨うレオの目の前を、少女が駆け抜ける。「助けて」という言葉に反応し咄嗟に追っ手の男をKOする。が、倒した男は刑事だった。レオは刑事の懐から落ちた警察手帳を手に取ると少女に腕をひかれ現場を後にする。少女はモニカ(小西桜子)と名乗り、父親に借金を背負わされ、ヤクザの元から逃れられないことを明かす。さっきレオが倒した男は刑事の大伴(大森南朋)で、ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)と裏で手を組み、ヤクザの資金源となる“ブツ”を横取りしようと画策中。その計画のためにモニカを利用しようとしていた。

ヤクザと大伴の双方から追われる身となったレオは、一度はモニカを置いて去ろうとするが、親に見放され頼る者もいないモニカの境遇を他人事とは思えず、どうせ先の短い命ならばと、半ばヤケクソで彼女と行動を共にする。

かたや、モニカと共に資金源の“ブツ”が消え、それを管理していた下っ端組員のヤス(三浦貴大)が遺体で見つかったことを、その恋人のジュリ(ベッキー)から知らされた組員一同。組長代行(塩見三省)のもとで一触即発の空気が漂う中、刑期を終えて出所したばかりの権藤(内野聖陽)は、一連の事件を敵対するチャイニーズマフィアの仕業とにらみ、組の核弾頭・市川(村上淳)らと復讐に乗り出す。ヤスの仇を自らの手で討ちたいジュリもそれに続いた。

一連の黒幕と疑われたチャイニーズマフィアのフー(段鈞豪)もまた、売られたケンカを買ってシノギを乗っ取ろうと、モニカとブツの行方を追うために、構成員のチアチー(藤岡麻美)に命じて兵力を集めにかかる。

Profile

窪田正孝(クボタマサタカ)

1988年8月6日生まれ、神奈川県出身。2006年デビュー。以降、数々のドラマ、映画、舞台などに出演。ドラマ『デスノート』(日本テレビ/15年)『4号警備』(NHK/17年)『僕たちがやりました』(関西テレビ/17年)『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』(フジテレビ/19年)や、映画『東京喰種トーキョーグール』(17年、19年)『犬猿』(18)年など、多くの作品で主演も務める。2020年は4月より放送のNHK連続テレビ小説『エール』の主演に決定している。