日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

5月6日配信『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』 #5

いよいよ前半のクライマックスともいえる、第1回順位発表。101人の練習生たちはまず、国民プロデューサー(視聴者投票)による「オンタクト評価」で60人に絞られてから、本格バトルがスタート。能力ごとのクラス分け、グループバトルを経て、この順位発表で、ついに41位から60位の練習生の脱落が決まる。


【前回の記事】グループバトル後半 一時溝深まるも高校生を中心としたアベイビーズが全体1位獲得の驚きの結果に

第1回順位発表

第1回順位は、番組開始から3週間の国民プロデューサーによるオンライン投票、「グループバトル」開催時に集まった観客400人による現場投票(グループバトル勝利チームに与えられるベネフィット含む)の合計得票数で決まる。23日間の合計投票数は、2,535万5,977票。

順位は39位から行われた。国民プロデューサー代表、ナインティナインに名前を呼ばれたら、順位の書かれている椅子がある階段状のステージに移動。デビュー圏11位から1位までの順位発表が終わったあとに、脱落の運命の分かれ道ともいえる40位と41位を発表された。

デビュー圏内 11位から3位

■11位:飯沼アントニー
個性的なキャラクターと歌声で愛されている練習生。普段は天真爛漫だが、ステージではスイッチが入り力強い歌声で聴く人を魅力する。

<本人コメント>
感謝の気持でいっぱいです。
順位が下がって悔しいですが、自分のため、みんなのために上を目指して頑張ります。

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■10位:大久保波留
ダンス、歌、ともに未経験ながらグループバトル(「&LOVE」(King & Prince)2組アベイビーズ)で堂々としたパフォーマンスを見せた。グループバトルではセンターとしてかわいらしさが爆発。

<本人コメント>オーディションへの参加は最初で最後という約束を家族としました。心も技術も未熟ですが、グループバトルをアベイビーズと一緒に闘えて、成長できた。デビュー目指して頑張ります。


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■9位:後藤威尊
ゆるふわ系のかわいらしさに反し、男気溢れる闘志を見せる。グループバトルではセンターを務め、後悔したくないという一心で引っぱった。

<本人コメント>
デビューして、世界で活躍するアイドルになるのが目標です。今の環境への感謝の気持を忘れずに、謙虚に、1秒1秒を大切に頑張りたいです。

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■8位:高塚大夢
異次元の歌唱力で伝説のステージを作り上げた。グループバトル(「AGEHA」(GENERATIONS from EXILE TRIBE)2組 HiGH VOLTAGE)では、トリハダもののハイトーンボイスで108票というトップの高得点をたたきだした。


<本人コメント>
今も十分高い順位ですが、目指しているのは、デビューのその先。アイドルとしてだけでなく、人としても成長した姿を見せたいです。

日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

■7位:佐野雄大
誰からも好かれる愛嬌の持ち主。

<本人コメント>
悔しいことがたくさんあり、泣いてばかりで迷惑をかけましたが、成長の時間を与えてくださり感謝しています。グローバルで活躍できるアイドルになれるよう努力し、絶対にデビューします。

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■6位:西島蓮汰
クールな見た目から繰り広げる勢いのあるパフォーマンスで、国民プロデューサーを虜に。
レベル分けテスト(Kフェニックス)では、田島将吾との息の合ったパフォーマンスで会場の雰囲気を一変させ、A評価を獲得。クールで寡黙だが、内に情熱という名の炎を灯している。

<本人コメント>
グループバトル(「無限大」(JO1)2組 SIX PLANETS)で負けましたが、勝利より大きい何かを得た気がします。脱落した20名の想いを背負って頑張ります。

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■5位:尾崎匠海
抜群のアイドル性を発揮。レベル分けテストで歌、ダンスともに総合的にレベルが高いとトレーナー陣に絶賛され、最初のA評価を獲得した。


<本人コメント>
前回は14位で悔しい思いをしましたが、今回、目標のデビュー圏内に。応援してくださる皆さんが、自分の魅力をSNSで発信してくれたり、頑張ってくれたからこそです。絶対デビューしたいです。

日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

■4位:西 洸人
レベル分けテストでは再評価でA→Cクラスに。グループバトル(「無限大」(JO1)1組 INFINITY)では、魂のこもった低音ラップを披露し、チーム内最多票を獲得した。

<本人コメント>
魅力あふれる練習生全員が大好き。
そして、みんなと一緒の夢を追える環境が大好き。(涙を流しながら)本気です。こんなに高い位置に感謝したい。実力はまだデビュー圏内ではないけれど、もっと上を目指したい。残念ながら脱落したみんなが胸を張って歩んで行けるよう、これからも残った全員で盛り上げるので、最後まで見届けてください。

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■3位:藤牧京介
伸びやかな高音ボイスで、「練習生が選ぶ歌が気になる練習生」1位に。グループバトル(「無限大」(JO1)1組 INFINITY)では、苦手なダンスに苦戦。プレッシャーの日々だったが、歌でチームを引っぱる成長を見せた。

<本人コメント>
何もわからない自分を支えてくれた練習生に感謝を伝えたいです。まだ未熟ですが、常を上を目指して頑張ります。

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1位争いは、不動の2TOP <木村柾哉 VS 田島将吾>

1位、2位候補の2名をまず発表。常に1位争いをしている木村柾哉と田島将吾が名前を呼ばれ、木村柾哉が1位を獲得した。

■2位:田島将吾
グループバトル(「無限大」(JO1)2組 SIX PLANETS)では、リーダーとセンターに。仲間を信じ、自分を信じ抜き、トレーナー陣をうならせるステージを作り上げた。時折見せる鬼気迫る表情は、人生を懸けた彼の本気を物語っている。

<ライバル木村について>
柾哉くんとこうして競えるのは光栄。学ぶことが多いし、柾哉くんがいるからこそ、僕も成長できる時間を過ごせている。感謝の気持ちとともに、ライバルでもあるので、頑張ろうという気持ちも強いです。

<本人コメント>
1位という順位をいただいたものの、まだ実力が不足している自覚がある。順位に見合う実力を付けていきたい。さっきDU Quintetの(阿部)創がくれたミサンガが、ファイナルの6月13日に切れることを願って、これからも頑張っていきます。

日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

■1位:木村柾哉
オンタクト評価1位だったが、レベル分けテストで想定外のB評価に。悔しさをバネに挑んだ再評価でAに昇格し、テーマ曲「Let Me Fly~その未来へ~」センターに。この逆転ストーリーは、国民プロデューサーの心を動かした。

<ライバル田島について>
タジ(田島)の実力は、計り知れない。1位2位争いは光栄です。1歳年下だけれど、それを感じさせないステキな人です。

<本人コメント>
応援してくださるみなさんの想い、言葉が力になっています。その責任を感じています。国民プロデューサーのみなさん、ここにいる練習生、落ちてしまった練習生の想いにしっかりと応えられるように、今後の合宿も全力で、悔いないようにやっていきたいです。

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生き残る40位は? 脱落する41位は?

脱落を免れる40位、そして脱落する41位の候補として、高橋航大内田正紀の名前が呼ばれる。2人が祈る中、40位として名前を呼ばれた内田正紀は号泣。「なかなか芽が出ない中、自分を広めてくださった国民プロデューサーのみなさん、ありがとうございます。僕の上には39人の高い壁がありますが、最後の40位にすべりこませていただき、101人から脱落したみんなの気持ちも背負って昇り詰める責任があると思っています。がむしゃらに全力で、努力してトップを目指します」と誓った。

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古瀬直輝が、無症状もコロナ陽性で降板 「またいつか必ず、僕をみつけてください」

苦楽を共にした脱落組と涙の別れのシーンもあったが、今回、胸が痛くなる別れがあった。前回のグループバトル、「無限大」(JO1)2組 SIX PLANETSでリーダーの田島将吾をサポートしチームを結束させた古瀬直輝が、合宿参加前のPCR検査で陽性に。無症状ではあったが、番組から降板することに……。

日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

「応援を裏切る形となり、ごめんなさい。コロナはいつ襲ってくるかわかりません。気を緩めないでください。自分の可能性はまだまだ無限大だと信じ、必ず乗り越えて、また輝き、ステージに立ちます。仲間を引き続き応援してください。またいつか必ず、僕をみつけてください」と涙ながらにメッセージを送った。

17位の古瀬直輝の降板を受け、41位の高橋航大が、繰り上げの40位に。

日プ2|コロナ陽性で涙でオーディションを降りたメンバーも……前半クライマックス、第1回順位発表

新システム「グローバル評価」登場

今回、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の新システムとして、「グローバルプロデューサーシステム」が導入されることが発表された。

これは、世界へ羽ばたくグローバルボーイズグループにふさわしいメンバーを選ぶために、日本国外からの視点でパフォーマンスの評価を募るというもの。“グローバルプロデューサー”は、日本国外在住者が対象で、指定日時にオンラインで各チームのパフォーマンスを視聴し、評価を行うという。

第1回順位で脱落した41位から60位の練習生を対象に「グローバルプロデューサーシステム」による「グローバル評価」を行い、得票数の一番高い練習生は「グローバルで活躍できる可能性がある」として、敗者復活のチャンスを得る。また、この回で「コンセプトバトル」の課題曲5曲が発表され、国民投票で楽曲コンセプトに合った練習生を決めることが発表された。

次週から、「ポジション評価」がスタートする。

連載バックナンバー

【日プ2 #0】JO1を輩出した『PRODUCE 101 JAPAN』脱落者の涙、出会いと別れ 101人→60人に
【日プ2 #1】木村柾哉が1位に 韓国で練習を積んだ田島将吾&西島蓮汰コンビにはスタンディングオベーション
【日プ2 #2】レベルテスト後半戦スタート! 憧れのJO1からの激励メッセージに気持ちが上がる練習生たち
【日プ2 #3】圧倒的な歌唱力で驚異の成績を出した高塚大夢に注目! 大興奮の大幅なクラス入れ替え劇も
【日プ2 #4】グループバトル後半 一時溝深まるも高校生を中心としたアベイビーズが全体1位獲得の驚きの結果に

関連リンク

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』公式サイト
https://produce101.jp/


Writer

坂本ゆかり


レコード会社の制作・宣伝、Webメディアの編集長を経てライターに。女性誌、Webなどで主にアーティストのインタビューを担当

関連サイト
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