日プ2｜木村柾哉が1位に　韓国で練習を積んだ田島将吾＆西島蓮汰コンビにはスタンディングオベーション

4月8日配信『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』 #1

4月8日より、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』の放送がスタートした。2019年に開催された初回の『PRODUCE 101 JAPAN』からはJO1が誕生。彼らに続く日本から世界で活躍するボーイズグループの輩出を目指す。

【前回の記事】JO1を輩出した『PRODUCE 101 JAPAN』脱落者の涙、出会いと別れ　101人→60人に

101人からデビューメンバーとなる11人を目指してのバトル番組では、本来ならば初回放送で予選を勝ち抜いた101人の練習生が発表されるのだが、今回はコロナ禍のため1月30日に101人の練習生を公式サイトで公開。この101人の中から各種動画による「オンタクト（ON:TACT）能力評価」を行い、「国民プロデューサー」と呼ばれる一般視聴者の投票＝「国民投票」を経て、厳しいトレーニングを受けることになる60人の練習生が選ばれた。

3月30日には初回放送に先がけ、本選に残った60人の練習生によるテーマ曲「Let Me Fly～その未来へ～」のパフォーマンスビデオが公開された。「君の想いが“ツバサ”になる」というキャッチフレーズにピッタリなテーマ曲でセンターを務めたのは、木村柾哉。K-POPグループSEVENTEENのバックダンサーなども務めたダンス経験者だ。

■木村柾哉 KIMURA MASAYA
23歳／B型／175cm／60kg
趣味：散歩、映画鑑賞
特技：ダンス（HipHop、Jazz）


パフォーマンスビデオ公開翌日には、『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2　練習生60名決定！レギュラー配信事前予習SP』で本選に進む60名と、61位以下の順位が発表されたが、この時点でわかっているのは、残った60人が誰かということだけ。初回放送では順位発表と、これから一流トレーナー陣に指導を受けるためのAからFまでの実力別クラスに分けるためのレベル分けテストが行われた。

オンタクト能力評価の順位発表

国民プロデューサー代表（MC）ナインティナインの「It’s Show Time」というセリフから始まったのは、『PRODUCE 101』名物、ピラミッド型に椅子が置かれたセットでの順位発表。順位発表には、この後に続くレベルテストのためのユニットで登場したが、ステージに上がる前に本人にだけ順位が知らされ、自分の順位が書かれた席に着席する。ピラミッド型のセットの頂上、1位の席には「君の想いが“ツバサ”になる」というキャッチフレーズに倣って羽のオブジェが。

誰がどんなユニットを組んでいるのかも、ここが初見の場。続々とユニットが登場し順位が埋まっていくが、デビュー圏に入るメンバーがなかなか出ない。5組目にしてはじめて「浪速のプリンス」チームの後藤威尊が5位、佐野雄大が3位にランクインした。

■後藤威尊 GOTO TAKERU
21歳／AB型／176cm／56kg
趣味：読書
特技：和太鼓、モノマネ、バスケ、サッカー


■佐野雄大 SANO YUDAI
20歳／AB型／178cm／58kg
趣味：ゲーム、DIY
特技：モノマネ


緊張する面々の多い中でムードを明るくしたのが「いきなりスマイル」チームのテコエ勇聖、西洸人、村松健太。ステージ上でトークを始めて場を和ませた。どんどん順位発表がすすむも、埋まらない1位の椅子。最後の最後にその座を射止めたのは、最終組で出場したDU Quintetの木村柾哉だった。

■テコエ勇聖 TEKOE YUSEI
22歳／AB型／176cm／64kg
趣味：寝る、難しい会話を聞くこと
特技：スタイルHipHop、アクロバット


■西 洸人 NISHI HIROTO
23歳／AB型／173cm／64kg
趣味：ゲーム、アニメ
特技：サッカー、リフティング


■村松健太
20歳／O型／186cm／66kg
趣味：イタリア料理
特技：ラップ　（Trapミュージック、オールドスクール）、モノマネ、演技



59名が見つめる中、ピラミッドの頂点に進んだ木村柾哉が深々と礼をして着席すると、59名から大きな拍手が。木村は、「投票、応援してくださった国民プロデューサーの皆さん、本当にありがとうございました。第1回目の順位発表で、この名誉ある順位をいただけたことをうれしい反面、少しプレッシャーに感じるところもありますが、この60人との出会いを大切に今後もみんなと一緒にSEASON2を盛り上げていきたい」と決意表明を述べた。

ユニットごとのレベル分けテスト

ホッとする間もなく、ダンストレーナーのKENZO（DA PUMP）と少女時代の振付やSHINeeのライブ演出などを手掛ける仲宗根梨乃、ラップトレーナーのKEN THE 390、ボーカルトレーナーの青山テルマが登場し、各ユニットのパフォーマンスによるレベル分けテストに突入。配属クラスで練習生たちのドラマが始まることになるので、ここは重要なポイントだ。

最初に登場したのは、沖縄出身の上原貴博、北山龍磨、松田迅からなる「SUPER MENSORE」。ステージに立つと「登場できたことがうれしい」と涙した北山は、ほぼすべての面接で泣いているという。しかし3人での練習中は、韓国有名事務所オーディションの最終審査まで残ったというだけあり、ほかの2人をひっぱるリーダー的存在として活躍。「ハッシュハッシュ」（Da-iCE）のパフォーマンスでは、上原がパルクール経験を活かしたアクロバットで華やかさを加えたが、これにはトレーナーの仲宗根梨乃も「貴博はダンスを愛してるね！」と絶賛。全員がCクラスとなり、北山はまた涙し、松田ももらい泣きという結果となった。

■上原貴博 UEHARA TAKAHIRO
21歳／A型／171cm／54kg
趣味：ダンス、パルクール、映像編集
特技：アクロバット


■北山龍磨 KITAYAMA RYOMA
21歳／O型／175cm／59kg
趣味：YouTubeでK-POP関連を見ること
特技：将棋(初級)、サッカー、テニス


■松田迅 MATSUDA JIN
18歳／B型／171cm／51kg
趣味：バスケットボール、漫画
特技：ダンス：ロック、工藤新一のモノマネ


2組目の「Dフライト」は、アイドルを経てダンス講師をしていたヴァサイェガ光と、ダンス選手権で全米制覇、EXO-CBXのバックダンサー経験もある福田翔也のユニット。経験者らしい表現力の豊かさで「炎」（LiSA）をパフォーマンス。評価は高かったが、「もっとできるはず！」と福田にソロのフリーダンスをリクエストし、ヴァサイェガ：C、福田：Bに。

■ヴァサイェガ光 VASAYEGH HIKARU
22歳／？型／182cm／68kg
趣味：筋トレ、振付け
特技：ダンス（HIPHOP/R&B)、車の運転、ペルシャ語


■福田翔也 FUKUDA SHOYA
23歳／O型／166cm／62kg
趣味：犬とランニング
特技：ヒールを履いてダンスができる


3組目はラップユニットの「T-RAP」。「インファイト」（KEN THE 390）のパフォーマンスにトレーナーも絶賛。中野海帆のクランプダンスをKENZOがベタボメでBに。池崎理人はCクラスとなった。

■中野海帆 NAKANO KAIHO
22歳／O型／173cm／67kg
趣味：ダンス、スケートボード、ピアノ
特技：フィンガーボード、アクロバット


■池崎理人 IKEZAKI RIHITO
19歳／O型／178cm／63kg
趣味：映画鑑賞
特技：楽器（ドラム）、ボーカル（洋楽）、ギター弾き語り、似顔絵を描くのが得意です



4組目はビジュアルの評価が高いメンバーが揃った尾崎匠海、後藤威尊、佐野雄大の「浪速のプリンス」。ボーカルが引き立つ「Stand by me, Stand by you.」（平井大）で、尾崎匠海が目を惹き、青山テルマからアカペラのリクエスト。「雪の華」を歌い、ついに初のAクラス入り。この評価にアイドル候補生α‐X's（アクロス）としての活動や恋愛リアリティ番組「私の年下王子さま」に出演してきた尾崎は、涙で「これまで夢がかなうことがなかったけれど、今までやってきたことは無駄じゃなかった」と号泣。後藤威尊：C、佐野雄大:Dという結果となった。

■尾崎匠海 OZAKI TAKUMI
21歳／O型／173cm／60kg
趣味：アニメ
特技：ボーカル（バラード）


■後藤威尊 GOTO TAKERU
21歳／AB型／176cm／56kg
趣味：読書
特技：和太鼓、モノマネ、バスケ、サッカー


＜ビジュアル＞
■佐野雄大 SANO YUDAI
20歳／AB型／178cm／58kg
趣味：ゲーム、DIY
特技：モノマネ


5組目の「TOKYOブラザーズ」は、元アイドルの篠原瑞希、LDHのスクールEXPG出身で、FANTASTICSのオーディションではラップ部門のファイナリストに残った福島零士、バックダンサーをしていた佐久間司紗という経験者チーム。しかし「I'll be back」（2PM）のパフォーマンスは「誰かになろうとしている」（仲宗根）、「もっと自分を出せるといい」（青山）と自分を出し切れず、佐久間：D、福島:C、なんと篠原は最下位クラスのFという驚きの結果に。

■篠原瑞希 SHINOHARA MIZUKI
21歳／B型／170cm／51kg
趣味：検定試験を受けること
特技：歌を歌うこと、ダンス


■福島零士 FUKUSHIMA REIJI
22歳／B型／183cm／68kg
趣味：80年代邦楽、絵を描くこと
特技：どこでも寝られる


■佐久間司紗 SAKUMA TSUKASA
20歳／O型／166cm／58kg
趣味：ASMR鑑賞、サッカー
特技：変顔


6組目「Blizzard」（三浦大知）をパフォーマンスした「WESTセレクション」は、太田駿静：C、栗田航兵：C、古江侑豊：Fクラス、7組目「POP STAR」（平井堅）をパフォーマンスした「KANSAI新鮮組」は、内藤廉哉：D、服部息吹：C、森井洸陽：Fクラスに。

■太田駿静 OTA SHUNSEI
21歳／A型／168cm／56kg
趣味：YouTube視聴
特技：身体が柔らかい、ボイパ


■栗田航兵 KURITA KOHEI
19歳／A型／173cm／54kg
趣味：国内・海外旅行
特技：フィンランド民謡を歌う


■古江侑豊 FURUE YUTO
19歳／O型／180cm／58kg
趣味：フットサル
特技：サッカー


■内藤廉哉 NAITOU RENYA
18歳／AB型／173cm／52kg
趣味：城巡り
特技：変顔、アパレル店員のモノマネ


■服部息吹 HATTORI IBUKI
19歳／O型／176cm／60kg
趣味：サッカー、ダンスを見ること
特技：笑顔で誰よりも楽しそうに歌い踊ること


■森井洸陽 MORII HIROAKI
21歳／A型／181cm／65kg
趣味：読書、ファッション、DJ
特技：楽器（エレキギター、エレキベース）、DJ



8組目に登場したのは、全員が関西の現役高校生という「DK WEST」。練習生たちからも「かわいいー！」という声が上がった爽やかなパフォーマンスで、「魅力がいっぱい。成長を見たい」（青山テルマ）、「元気をくれるダンス」（KENZO）と評価が高く、井筒裕太：B、大久保波留：C、寺尾香信：C、平本健：Bと好成績をおさめた。

■井筒裕太 IZUTSU YUTA
17歳／A型／171cm／58kg
趣味：ゲーム、ダンス
特技：リフティング


■大久保波留 OKUBO NALU
16歳／A型／175cm／60kg
趣味：サッカー
特技：総合格闘技、えくぼにビー玉を詰められます


■寺尾香信 TERAO KOSHIN
17歳／A型／169cm／58kg
趣味：近所を散歩すること
特技：野球、ピアノ、囲碁


■平本健 HIRAMOTO KEN
16歳／B型／169cm／48kg
趣味：サッカー、ゲーム
特技：ダンス（R＆B、K-POP）、ラップ（日本のラップ）


9組目の「もぎたてアルプス」は、「アイデア」（星野源）をパフォーマンス。「練習生が選ぶ歌が気になる練習生」1位に選ばれた藤牧京介は、ここでも存在感を示し、青山テルマからのリクエストで「366日」（HY）をアカペラ歌唱し、見事Bクラス入り。藤本世羅：D、宮下紀彦：Dという結果に。

■藤牧京介 FUJIMAKI KYOSUKE
21歳／A型／168cm／58kg
趣味：歌うこと、サウナ
特技：歌うこと、野球


■藤本世羅 FUJIMOTO SERA
22歳／O型／178cm／61kg
趣味：ゲーム、英語の勉強、YouTube視聴
特技：モノマネ


■宮下紀彦 MIYASHITA NORIHIKO
21歳／O型／167cm／56kg
趣味：歌、筋トレ、アニメを見る
特技：片手腕立て伏せ、胸筋を動かす、ガチャピンの顔マネ、バドミントン


10組目に登場したのは、ひときわオーラを放つ2人組「Kフェニックス」。韓国事務所の練習生として練習を積んできたふたりの「La Pa Pa Pam」（JO1）にはKENZOも思わずスタンディングオベーション。「気持ちが見えた」（仲宗根）というお褒めの言葉もあり、両人共にAクラス入りとなった。

■田島将吾 TAJIMA SHOGO
22歳／A型／179cm／60kg
趣味：散歩、読書、作曲、ドラマ、カフェ
特技：ダンス（HipHop,K-POP）、楽器（ドラム）、ラップ


■西島蓮汰 NISHIJIMA RENTA
18歳／A型／180cm／60kg
趣味：サッカー、温泉巡り
特技：K-POPダンス、韓国語ラップ


今週はここまで。テーマ曲「Let Me Fly～その未来へ～」でセンターステージに上がった11名は以下のような途中結果となっている。

木村柾哉→第1回国民投票：1位
田島将吾→第1回国民投票：2位→Aクラス
尾崎匠海→第1回国民投票：14位→Aクラス
小池俊司→第1回国民投票：46位
飯沼アントニー→第1回国民投票：9位
仲村冬馬→第1回国民投票：24位
古瀬直輝→第1回国民投票：49位
福田翔也→第1回国民投票：21位→Bクラス
高塚大夢→第1回国民投票：8位
藤牧京介→第1回国民投票：12位→Bクラス
テコエ勇聖→第1回国民投票：15位

次週はいよいよ国民投票1位の木村柾哉の「DU Quintet」がパフォーマンス。当然のように木村はAクラスになるのか、まさかの番狂わせがやダークホースの出現はあるのか……、乞うご期待！

関連リンク

『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』公式サイトhttps://produce101.jp/

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