阪神・藤川球児監督(46)が23日、Gゴジラ襲来に立ち向かう意気込みを示した。日本列島を駆け巡った巨人・松井監督就任のビッグニュース。

東京・府中の明大野球部合宿所でドラフト1位指名した榊原七斗外野手(22)へのあいさつを終え、その話題に移ると、満面の笑みを浮かべた。

 「ニューヨークから東京にゴジラ様、襲来ですね」。

 今シーズンは阿部監督が5月下旬に辞任。ペナントレースの大半は橋上監督代行と戦った。「監督と監督の勝負は非常に重要になる。立ち向かう相手が松井さんに決まったということで、非常に楽しみというか、うれしいです」。宿敵のカリスマの指揮官の誕生を喜び、大歓迎した。

 現役時代から大きな壁だった。球団最多となる782試合のうち、巨人戦はカード別最多の144試合に登板。2002年9月23日の甲子園の一戦、松井に浴びた2本塁打は脳裏にこびりつく。「2本目は顔の横を通ったんじゃないかと思うぐらいの弾道でバックスクリーン右に。打たれた本塁打の中では、一番印象に残っている」。

このオフ、敵軍の主砲は海を渡り、ヤンキースに移籍。25年の時を経て、今度は互いにタクトをふるって相まみえる。

 監督に就任してから伝統の一戦は昨季17勝8敗、今季も16勝8敗1分けと大きく勝ち越し、球団初のセ・リーグ連覇の原動力にした。「若い自分としてはガツンと向かって行きやすい。『さぁ、行こうか』という感じにはなりやすいですよね」。来季はゴジラを倒して、リーグ王者の座を守り抜く。(小松 真也)

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