
EXILEのATSUSHIが11日、自身のインスタグラムを更新し、2月2日の節分に児童養護施設を訪れたことを報告した。コロナ禍の影響や自身の体調不良により訪問が叶わなかった時期を経て、久しぶりの再訪となった。
「やっと会えた子どもたちも半分くらいは入れ替わっていて、良いことだけれど、元気にしてるかなぁと思ってみたり…。」と、施設の現状に思いを馳せたATSUSHI。訪問時には、子どもたちが受けた虐待の話を耳にし、「目を背けたくなるような話を聞き、慕ってきてくれる子を、そっと優しく抱きしめてあげることしかできませんでした…。」と心境を吐露した。
また、写真撮影の際に小さな女の子が「ママと一緒がよかったぁ…」とつぶやいたことに無力さを感じ、「胸の真ん中がギューっと苦しくなりました。」と綴った。
今回の訪問では、東大阪市長やボランティアとの意見交換も行い、虐待を受ける子どもたちだけでなく、加害者となる親自身も過去に被害を受けていた可能性があることに気づかされたという。
「地域社会でもう一度手を取り合って、子どもたちを見守っていくことの大切さを改めて感じさせられました。」と訴え、自治会の加入率低下や出生率の減少に触れながら、「しかし施設の子どもたちはなぜか増えています。」と現状を憂えた。
最後に、「少しでもみなさんに現状を知っていただいて、何か少しでも変わるきっかけになったらいいなと、心から思います。」と締めくくった。
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【参照元】
EXILE ATSUSHIオフィシャルインスタグラム