SHISHAMO、TWICE、リトグリ、WANIMA…全員知ってる?紅白初出場アーティストをおさらい!

今夜放送される「第68回NHK紅白歌合戦」。

毎年多くの注目を集める国民的音楽番組なのは言うまでもないが、その放送に先駆けてぜひチェックしておきたい、今年初出場のアーティストを紹介する。




【紅組】

丘みどり
1984年7月26日生まれの33歳。2005年、「おけさ渡り鳥」で演歌歌手としてデビューを果たす。今年7月にリリースした「佐渡の夕笛/雨の木屋町」がヒットし、7月10日付けオリコン演歌チャートと7月12日付けUSEN演歌歌謡で1位獲得。デビュー13年目にして初出場となった。出場歌手が発表された11月には、丘は自身のブログで「こんな日が来るなんて…とにかく今は胸がいっぱいです。」と、喜びを噛み締めていた。



SHISHAMO
2013年春、高校を卒業と同時に本格的にバンド活動を開始した3ピースロックバンド。

10代を中心に男女問わず共感&胸キュンの嵐を巻き起こしている。元々、若い世代を中心に人気を博していた彼女たちだが、今年始め、堤真一と綾野剛が共演するNTT docomoのCMで「最近学生に流行っているもの」として紹介され、楽曲「明日も」がタイアップされたことでより認知度を高めた。紅白歌合戦では、この楽曲の紅白2017バージョンを披露する予定だ。



TWICE
9人組女性グループのTWICE。2015年に韓国でデビューし、以来絶大な人気を誇る彼女たちが、満を持して日本デビューを果たしたのは今年の6月ということで、約半年でのスピード出場となった。韓国でデビューしたグループでありながら、メンバーの3人(モモ・サナ・ミナ)は日本人ということ、先日発表された2017年の「世界で最も美しい顔100人」では3位にツウィ、21位にサナが選ばれたことなどでも知られている。

紅白で披露する「TT」は、曲中の涙を流す顔文字を真似た「TTポーズ」が人気の楽曲なので、ぜひチェックしてみよう。



Little Glee Monster
「研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すこと」をテーマに結成された女性ボーカルグループ・Little Glee Monster。その歌唱力の高さには定評があり、力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーに魅了される人が続出。女子中高生に圧倒的な支持を獲得し、ファンの7割が同世代の女性だと言う。今年1月には初の武道館公演を成功させ、2018年には横浜アリーナと大阪城ホールでのアリーナ公演も決定している。



【白組】

エレファントカシマシ
初出場というのが意外と思われる人も多いと思うが、デビュー30周年のアニバーサリーイヤーを迎えたエレファントカシマシも初出場する。

1997年にドラマの主題歌として大ヒットした曲「今宵の月のように」が知られており、今回の紅白でもこの代表曲を披露することになる。ボーカル・宮本浩次の奔放なキャラクターでも知られる同バンド。紅白の舞台でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか期待が高まる。来年3月には、デビュー30周年イヤーを締めくくる、30th ANNIVERSARY TOUR “THE FIGHTING MAN” FINALさいたまスーパーアリーナ公演も予定されている。



・竹原ピストル
男性シンガーソングライターの竹原ピストル。2015年に発表したアルバム収録曲「よー、そこの若いの」がCMに起用され、ロングヒットを果たしている。

メッセージ性の強い楽曲に引き込まれる人が多く、以前テレビ番組で女優の吉岡里帆が竹原ピストルのファンであることを公言していた。俳優としても活躍する彼は、「第40回日本アカデミー賞」の優秀助演男優賞も受賞した経歴を持つ。



トータス松本
ウルフルズのボーカルとしては過去2回出場経験のあるトータスだが、ソロ名義では初の出場となる。今回は、商業施設のCMソングとして話題になった、椎名林檎とのコラボ楽曲「目抜き通り」を組の垣根を越えて共に披露。紅白出場が決まった際には「紅白のステージでデュエットできるなんて夢にも思いませんでした。林檎ちゃんありがとう!」とコメントを寄せていた。

椎名林檎とのスペシャルコラボレーションとなるステージに注目が集まる。



・Hey! Say! JUMP
2007年にデビューした9人組男性グループ。今年デビュー10周年にして初出場を果たした。グループとしての活動はもちろん、それぞれ個人でもドラマやバラエティー番組などで活躍中で、伊野尾慧はフジテレビ系「めざましテレビ」などでレギュラーを務め、近年その知名度をぐっと上げた。また、メンバーの岡本圭人は、元男闘呼組の岡本健一の息子としても知られる。今回披露する「Come On A My House」は2013年にリリースされた楽曲で、CMでおなじみとなった彼らの代表曲だ。



三浦大知
1997年、Folderの一員としてデビューした三浦大知は、デビューから20年後に紅白の初舞台を踏むことになった。2005年にソロデビューを果たした彼は、その後、抜群の歌唱力と圧倒的なダンスパフォーマンスで人々を魅了。今年1月にリリースした「EXCITE」がデビュー初のオリコン週間1位獲得、初の東京・国立代々木競技場第一体育館での公演も成功させている。紅白での曲目は「三浦大知 紅白スペシャル」とだけ発表されており、どんなステージングを見せてくれるのか気になるところだ。



WANIMA
熊本出身の3ピースバンド・WANIMA。2010年に結成され、2012年から現在の体制で活躍している。音楽フェスで高い人気を誇っていた彼らだったが、今年1月にはau 2017年三太郎シリーズ新CM「やってみよう」の編曲、歌唱を担当。3月には、ダウンタウンの松本人志とCMで共演するなど、その認知度を高めた。今回披露するのは、2016年にリリースされた2ndシングル「JUICE UP!!」の収録曲「ともに」。元気づけられる歌詞と、疾走感溢れるメロディーが大晦日の日本に響き渡ることになるだろう。



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