高騰するコメ価格抑制へ備蓄米の放出について、今月21日、石破茂総理は小泉進次郎農林水産大臣に「随意契約」での放出を指示し、小泉農水大臣は26日、随契で30万トンの売渡を発表した。


 石破総理は同日会見し「非常にスピーディーな対応であったと思っている。

消費者の方々がこの異様な高騰ともいうべきコメ価格の上昇に苦しんでおられる状況に鑑み、1日も早く対応する必要があったという(農林水産)大臣の判断というふうに承知しており、消費者の方々の不安が払拭されることを期待している」と述べた。


 また小泉農水大臣が6月初旬にも5キロあたり税込み2160円程度で店頭に並ぶことを目指すとしたことについて、石破総理は「諸費用を加えればもう少し高いかもしれないが、それを目指すということで、全力を挙げている。実現する可能性は極めて高いと思っており、政府としてあらゆる手立てを講じていく」とした。(編集担当:森高龍二)

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