Stellantis Japanは、新開発のハイブリッドシステムを搭載した「Peugeot 308 GT Hybrid」を全国プジョーの正規販売店で発売する。


 欧州Cセグメントを代表するHB車、Peugeot308は、個性的なデザイン、質感の高いインテリア、そして軽量ボディがもたらすダイナミックな走りを強みに、同クラスの新基軸を打ち立てたモデルだ。

今回、新開発の48Vマイルドハイブリッドシステムのパワートレーンを搭載した「Peugeot 308 GT Hybrid」が登場した。このパワーユニットを導入するのは、Peugeotブランドのラインアップで初めてだ。


 システムの構成は、新開発の1.2リッターガソリンターボエンジンと、電動モーターを内蔵した6速デュアルクラッチトランスミッション を組み合わせる。システム総合出力は145ps、燃費は20.6km/リッター(WLTCモード)を達成した。


 新開発ガソリンターボエンジンは、従来型から全体の約40%のパーツを刷新。ミラーサイクルの採用で、高効率運転を実現した。加えて、ターボチャージャーの可変領域の拡大、ローラー式バルブリフターによる摩擦低減、インジェクターの高圧化なども採用した。


 マイルドハイブリッドながら電動モーターのアシストにより、低速からの力強いトルクが立ち上がり、スムーズで心地よい加速が得られた。また、低速時の100%電動走行も実現した。走行状況によって、約30km/hまでEV走行が可能だ。優れた燃費と排気ガスの低減によって、購入時の環境性能割は輸入車Cセグメントハッチバック車で唯一、 1%の購入時環境性能割が適用される。メーカー希望小売価格は479.0万円。

(編集担当:吉田恒)

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