ルノー・ジャポンはマイナーチェンジしたルノー・チャプターの新型を発表、6月12日から正規ディーラーで販売を開始する。
ラインアップは輸入車SUVのなかでナンバーワンの燃費を誇るフルハイブリッド「E-TECH」、走りと低燃費を両立したマイルドハイブリッドのふたつのパワートレーンを用意した。
ルノー・チャプターは2013年に初代モデルがデビュー。BセグメントSUVとして欧州トップの販売を記録したモデルだ。2019年に登場した2代目も、やはり同セグメントでナンバーワンを記録。これまでに世界で200万台以上の販売を遂げている人気モデルだ。
新型のボディサイズに触れておくと、全長4240mm×全幅1795mm×全高1590mm、ホイールベース2640mm。車重は1330kg~1420kg。コンパクトなボディながら長めのホイールベースで安定感のあるフォルムとなっている。
新型のフルハイブリッドE-TECHは、フォーミュラワン・マシーンの開発で培ったノウハウを注ぎ込んだルノー独自のシステムだ。1.6リッター4気筒NAエンジンにメインとなるEモーターに加えてHSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)を電子制御ドグクラッチATトランスミッションと組み合わせ、ダイレクトでスムーズなフィーリングを獲得。同時に23.3km/リッター(WLTC)の低燃費を実現した。
マイルドハイブリッドモデルは、出力158ps/トルク270Nmの1.33リッター4気筒ターボエンジンにモーター、駆動用バッテリーで構成。トランスミッションは7速ATを組み合わせ、ダイレクトな加速感でエンジン性能を引き出す。
新型ルノー・チャプターはフルハイブリッド「エスプリ アルピーヌ」454.9万円、マイルドハイブリッド「エスプリ アルピーヌ」409.0万円、「テクノ」389.0万円の3ラインとなる。(編集担当:吉田恒)