連日、猛暑日が続いているが、暑さは「抜け毛」を増やす原因の一つと言われている。夏は皮脂腺や汗腺が活発になる季節。
抜け毛対策としてはまず、毎日、丁寧にシャンプーをして、頭皮の汚れをしっかりと落とすことが肝心だ。薄毛や抜け毛が気になりはじめる年齢は、男性では30代後半から40代前半にかけて、女性では40代後半から50代前半にかけてといわれているので、その年代の人はとくに注意して、頭皮や毛髪のケアを心掛けた方が良いだろう。さっぱりしたいからといって、洗浄力の強すぎるシャンプーは刺激が強いことが多いので避け、皮膚の弱い人はとくに慎重に、自分に合ったものを選ぶようにしたい。洗髪後は、しっかりと保湿をして、頭皮の乾燥を防ぐことも大切だ。
また、普段から抜け毛が気になっているという人は、育毛剤を使うことも検討してはいかがだろうか。髪の毛にはヘアサイクルと呼ばれる、成長・退行・休止の周期があり、個人差はあるが一般的に4年から6年の期間でこのサイクルを繰り返すことで髪は生え変わるといわれている。しかし、男性の場合、成長段階の髪の毛が短いまま抜けてしまったり、女性の場合は成長期の生育が不十分なことに加え、休止期が長くなることで新しい髪の毛が生えづらくなるり、薄毛や抜け毛が増えてしまうという。つまり、育毛剤の使用も数日や数週間トルツメですぐに効果が体感できるというようなものではなく、半年以上の長期にわたって根気よく続けていくことが必要だ。
しかし、長期にわたって使用するには不安もあるだろう。
例えば、注目されている育毛剤として、山田養蜂場から発売されている「薬用HATSU(ハツ)」、「薬用HATSU MEN(ハツ メン)」がある。山田養蜂場といえば、蜂蜜だけでなく、ローヤルゼリーやプロポリスなどのみつばち産品を活用した健康食品、コスメ製品を取り扱う大手だ。その山田養蜂場が、ヘアサイクルの乱れに着目し、長年研究を重ねたローヤルゼリーエキスとローヤルゼリー発酵液、厳選した3種の天然由来有効成分の力で、男女で異なる薄毛・抜け毛の原因にアプローチした。1日2回、1カ月で1本をしっかり使い切ることで、「薬用HATSU」は女性らしい健やかで豊かな髪に、「薬用HATSU MEN」は太くて抜けにくい髪を育てるサポートをしてくれる。まずは、3ヵ月を目安に使うことを推奨している。
また、大正製薬の「リアップX5」も根強い人気の発毛剤だ。こちらは、細く軟毛化した毛髪を太い毛に成長させる効果のある発毛成分「ミノキシジル」を、国が一般用医薬品として承認している最大濃度の5%配合。高濃度のミノキシジルが、発毛効果だけでなく抜け毛の進行予防や育毛にも効果を発揮する。シリーズ累計7000万本を突破の販売実績を誇る人気商品だ。
髪は、見た目年齢を大きく左右する要素の一つ。