SKE48の新シングル『あの頃の君を見つけた』が9月1日(水)に発売される。新センターに抜擢されたのは、AKB48グループ最年少の12歳、研究生の林美澪。
今回の新曲はSKE48の圧倒的エース・松井珠理奈がグループを卒業し、初となるシングル。センターという大役を任された彼女はどんな女の子なのか? 等身大の素顔に迫る。

【写真】初センターの12歳、SKE48・林美澪&『あの頃の君を見つけた』ジャケット写真

――林さんのことをまだ知らない読者のために、自己紹介をしてください。

林 林美澪です! 年齢は12歳です。好きな食べ物は苺とチョコレート。好きなことはアニメを見ることと音楽を聴くことです。特技はダンスと一輪車です。ダンスは4歳から習っていて、一輪車は上級者レベルです。バックで校庭一周できたのは、私を含めて学校で2人だけでした。将来の夢はまだ決まっていません。SKE48の活動を通じて見つけられたらなって思います。チャームポイントは長い黒髪です。
踊る時に髪の毛の動きは気にしないけど、自由に操れるかもしれないです。

――好きなアニメは?

林 『僕のヒーローアカデミア』『ハイキュー!!』『Re:ゼロから始める異世界生活』『炎炎ノ消防隊』『かぐや様は告らせたい』『進撃の巨人』……。いっぱいあります。アニメがなかったら生きていけません。

――どんな音楽を聴きますか?

林 幅広く聴きます。ボーカロイドも好きですし、YOASOBIさんも聴きます。YOASOBIさんのTシャツは6枚持っています。歌い方も声も好きだし、小説を曲にするのがコンセプトなので、ストーリー性がある曲ばかりなんです。それが楽しいですね。他にはヨルシカさん、米津玄師さんも好きです。

――中学に入ったばかりの林さんですが、学校生活はいかがですか?

林 小学校のほうが楽しかったです! 中学ってテストが一気に重なるじゃないですか! もうちょっと勉強しておけばよかったなって後悔しています。

――中間テストと期末テストはどうでした?

林 どちらも(五教科で)400点以上取れました! 400点を超えることが一番大事です。
次は450点を目指したいです。

――友達関係はどうですか?

林 小学校で仲が良かった子とクラスが離れちゃって。「あ~、外れだ~」と思ったけど、クラスメイトが仲良くしてくれるので、ありがたいです。

――特別視してきませんか?

林 全然! 何もないです。気づいてない子もいるんじゃないですかね?

――好きな科目は?

林 全部好きです。特に理科と社会が面白いです。数学は計算が好きだし、国語は物語が好きだし、英語は発音が好きです。でも、数学の文章題は苦手です。音楽は音符を読むのが苦手、技術家庭科が不器用なので苦手です。

――学生とアイドル活動、両立は大変ではないですか?

林 私のルーティーンを話しますと、学校から帰って来て、アイスを食べて、仮眠をとって、起きてからアニメを見て、音楽を聴いて、猛勉強します。それからご飯を食べて、ちょっとゲームをして、また勉強します。読書もするし、SKE48の活動もあるから、最近は時間の配分に悩んでいます。


――振り付けを覚えないといけませんからね。

林 覚えるためには動画を見るんですけど、家やレッスン場で覚えます。体に入れてからレッスンに入るので、覚えるのが早いと思われがちだけど、全然早くないです。コンサートの前は睡眠時間を削って覚えます。そうすると、アニメを見る時間がなくなるので、毎日が苦しくなります……。

――そんな時はどうしているんですか?

林 推しの画像を見ます! 二次元の推しを(笑)。「今日も頑張るからね! 応援しててね!」って。推しは15人くらいいるんですけど(笑)。

――現実逃避したくなりませんか?

林 なります(笑)。でも、決めていることがあって。お仕事はもちろん、学校も休まないって。一度決めたことは絶対に守ります。


――今回、選抜メンバーになったことはどのように知らされたんですか?

林 「選抜メンバーに選ばれました」というメールが来ました。その時は家族と一緒だったので、「えー!」ってみんなで驚きました。でも、そのタイミングではセンターかどうかはわからなくて。後日、振り入れをする日があったんですけど、その前日にお手本の動画が送られてきまして。その動画はダンスの先生方が踊っていて、「林美澪」と書いてあるゼッケンをつけた先生が真ん中で踊っていたんです。それをお母さんが見つけて。「嘘でしょ?」と言って、なかなか信じてくれませんでした。お兄ちゃんは急にテンションが上がっていましたけど(笑)。

――たくさん練習しましたか?

林 はい。見せ方もたくさん研究しました。今回はかわいくて、難しくない振り付けがコンセプトなので、覚えやすかったです。レッスン場の鏡を見ながら踊ることが多いんですけど、恥ずかしくて、なかなか見ていられないんですね。
そんな時は、「おい、自分! ちゃんと鏡を見るんだ!」と言い聞かせて踊りました。

――沖縄でのMV撮影はいかがでしたか?

林 沖縄は初めてでした! あまり天候に恵まれなかったけど、できれば海で泳ぎたかったです! あんまり泳ぐのは好きじゃないけど(笑)。ぷかぷか浮いてみたかったです。あと、先輩方が優しくて、アイスをおごってくださったり、「センターおめでとう」って温かい言葉をかけてくださいました。私も将来こんな先輩になりたいなって思います。

――センターとして忙しい毎日が続いていますが、仕事で楽しさを感じる瞬間は?

林 先輩と話している時です! 野村実代さん、熊崎晴香さん、鎌田菜月さん、菅原茉椰さんとアニメのお話をしていると、すごく幸せです。

――選抜に入ると、一気に交友関係が広がりますね。

林 そうなんです。それが嬉しくて。私はるーさん(井上瑠夏)やなおさん(古畑奈和)が好きなんですけど、なおさんとはお話する勇気が出なくて。まるで『あの頃の君を見つけた』の世界みたいです(笑)。

――MVではラブレターを書いている場面がありましたが、どんなことを想像して書きましたか?

林 二次元の推しメンを想像していました(笑)。
三次元もいいけど、二次元には勝てませんね!

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