【写真】後頭部への「Finally」をヒットさせる荒井優希、ほか試合中のカット【43点】
第3試合終了後、江籠裕奈、大場美奈、菅原茉椰、福士奈央とともにリング上で「未来とは?」「片想い Finally」「前のめり」の3曲をパフォーマンスした荒井優希。メインマッチでは、SKE48のメンバーでTikTokクリエイター「おしゆき」として一緒に活動している青木詩織も放送席から見守る中、赤いレザーのガウンを羽織った新たなコスチュームで登場した。
序盤、山下の力強いキックに倒されながらも何度も起き上がる。ロープに逃げるも、山下からの猛攻にカウントダウンをとられ、9カウントでなんとか立ち上がる荒井。渾身のエルボーで山下の動きを止め、ビッグブーツを決め、後ろからかぶさってスリーパーホールドで反撃する。
さらにフルネルソンバスターから「Finally」を試み、かわされたものの、山下をコーナーにぶつけての後頭部への「Finally」は見事成功させた。しかし、キックで逆転を許すと、最後は山下の得意技スカルキックでスリーカウントダウンとなった。
試合後リング上で山下は、「まだまだ私は倒せない。これで終わりじゃない。いっぱい練習して試合しよう」と師匠らしくエール。荒井は「またやんなきゃダメですか? 一生に一回ぐらいだと思ったんですけど、そんなに言うならまた試合してあげましょう」となぜか上から目線で強がったが、「2022年もしっかりプロレスに向き合って、いつか山下さんに勝ちたい」と誓った。
▽山下実優コメント
名古屋で初めての大きい会場で。
(初めて Finally を食らって)
効きましたね。前回の大田区大会で、あのアジャさんが顔を渋らせていたので食らったらやばいなと思って。後頭部に食らっちゃったんですけど、けっこう効きましたね。これからまだまだ Finally は進化していくんじゃないですかね。進化していかなきゃいけないなと、アドバイスとして、あれはすごくいい技なのでしっかりこれから練習してどんどん強くさせていければいい技だと思いました。
▽荒井優希コメント
山下さんは、一番一緒に練習してきたんじゃないかなという先輩ではあるんですけど、蹴りとかは練習ではされたことなかったので、今、この辺(上半身)が生まれて初めての痛みで。力強さとかに圧倒されてまだまだ敵う相手じゃなかったなというのを感じました。でも、自分の今までやってきた技とかは少しは出すこともできたし、また機会があれば今よりも成⾧した姿で、もっと耐えられる自分になって、山下さんの前に立ちたいなとすごく思いました。
(初めてリング上でパフォーマンスしてみて)
いつもアップアップガールズ(プロレス)さんがやってらっしゃるんですけど、本当にすごいなって思いました。今日やってみてライブの後に急に試合に切り替えるっていうのが本当に難しくて。普段ライブしている環境とはすごく違って、メンバーもいつも以上に疲れていたので、アプガさんすごいなという結論に至りました。普段(プロレスを、SKE48 を)見ていない方々にも見ていただける機会でもあったと思うし、サイリウムたくさん振っていただけて、本当に嬉しかったです!
(メンバーが見ている前での試合は)
入場の時にメンバーが座っていて、「ここにいるんだ!」って驚いたんですけど、試合中にはすっかり忘れていました(笑)。
(2021 年を振り返って)
今日歌わせていただいた「前のめり」の歌詞にも「わくわくする新しいその世界は そんな簡単には見つからない」ってあるんですけど、本当にそう思っていて。こんなにアイドルを何年もやってきて、こんなに新しい世界を見つけることができて。たまたまプロレスをやることになったんですけど、本当にいい選択だったなと思いました。1月4日から試合が決まっていて、山下さんに引き続き、坂崎ユカさんという本当に強い選手とシングルマッチをやることになって、これは 2022 年気合を入れてスタートしなきゃなって改めて思わされましたし、来年もしっかりプロレスに向き合っていきたいなと思いました。
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