【写真】“見るハラ”について考える宇垣美里【2点】
番組MCを務めるフリーアナウンサーの宇垣美里は「嫌な気持ちになる人がいることは理解できる。性的な意味がなくても、知らない人がずっと見てきたら恐怖を感じるし、それが好意の視線だとしても『なんで見ているの?』と疑問に思う」とした上で、「どこから“見るハラ”なのか?となると、境界線が難しい」とコメントした。
この問題提起をきっかけに、“見るハラ”のボーダーラインや企業が掲げたルール、テクノロジーを使った対策について紹介し、出演者たちと議論を重ねる中で、宇垣は「見てしまうこと自体は止められないと思う。だけど長時間見ることは失礼だと分かって欲しい」と呼びかけた。
これにタレントでシステムエンジニアの池澤あやかも「性別に関係なくジロジロと見られるのは嫌だ。知らない人のことをあまりジロジロ見ないという意識を持つことが大事なのでは?」と賛同した。
進行役のテレビ朝日の平石直之アナウンサーが「誰かの視線で窮屈な思いをしたことはないですか?」と問いかけると、宇垣は「私はボーっとしているので、見られていることに気が付かないこともあるけど…。知らない人に長い間見られるのは気持ちの良いことではない」と話した。
さらに「ファンの方が街中で宇垣さんがいたら嬉しくなって見てしまうのでは?」と質問されると、宇垣は「以前、海外の空港でたまたま日本の有名人を見かけた。その時に私は『きっと疲れているだろうから、私たちがいることで気をつかわせたら申し訳ない』と、友だち全員で知らない顔をして、見ないようにした。それが気遣いなのかな?と個人的に思った」と自身のエピソードを語った。
議論の最後、宇垣は「こうやって『これが嫌なんだよ』と話題にすることで、自身の振る舞いを改めるかもしれないし、周りの人が『それってダメらしいよ』と声を掛けるかもしれない。社会はそういう風に一歩一歩良くなっていくものだと思う」と締めくくった。
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